''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

両刀遣い 右党と左党

両刀遣いと言われても、その筋の話ではありません。 食べ物の話です。 本銀町菓子舗 橘屋の「加茂の月」というと、鶏卵を使った薄焼きの煎餅のような菓子や、喜樂(きらく)煎餅という、表面に砂糖をまぶした煎餅と言えば、鬼平こと長谷川平蔵の好物です。 酒…

家族内での痛ましい悲劇と報道

最近、家族を殺害する痛ましい事件が多く報道されています。子が親を、親が子を自分の手で命を奪う。 痛ましいとしか言う言葉がない。 言うにいえない事情があったのかもしれないが、報道の情報からすると、自己中心的な短絡な犯行と見える。真実はどうであ…

「かたつむり」と「なめくじ」

蝸牛(かたつむり)と蛞蝓(なめくじ)は、共に漢字にすると立派な感じがします。 ともに、俳句の季語にあたり、仲夏(太陽暦6月、旧暦5月)を指すものです。ちょうど良い季語です。紫陽花(あじさい)に蝸牛(かたつむり)は、絵になります。 でも、「なめくじ」と…

串カツ激戦地戦場レポート 京橋編

串カツ、庶民の食べ物であり、呑べぇの最強のお供です。 関西で立ち食いという言葉を付けると、この「串カツ」が上位に上がってきます。 関東では立ち食いと言えば「そば」でしょう。 でも関東には「串カツ=立ち食い」の方程式は存在しません。 関東の串カ…

心の平静と禅の「無」知

日々生活していると煩(わずら)わしい事がいっぱいあります。イライラとします。 私は、結構短気です。人からそうは見えないとよく言われますが、関西で言うところのイラチです。人に対してでなく自分に対してもイライラします。 上手く行かないのが人生です…

「赤とんぼ」と「三木露風の見た風景」

「赤とんぼ」(作詞 : 三木露風、作曲 : 山田耕筰)は、日本の代表的な童謡の一つである。三木が1921年(大正10年)に、彼の故郷である兵庫県龍野町(現在のたつの市)で過ごした子供の頃の郷愁から作ったといわれ、童謡集「眞珠島」に発表された。その後、1…

しょうゆ味の焼きうどんを食らう。

たまの休日のお昼、「何食べようかな」と近くのスーパーに買出しに出かける。 麺類の特売とくれば、焼そばか焼きうどん、定番です。乾麺でやっても上手に出来ますよ。あとは、特売のスーパーと相談です。 私は兵庫の播州の生まれです。関西人特に大阪人は焼…

メタボリックに対抗、優しさビーム。

メタボリックは、何となく知られる存在となりました。私も最近の健康診断の結果が出ました。運良くメタボリックでは有りませんでした。糖質、脂質、血圧と腹回りの項目に2つ以上該当する場合に正式に「メタボリック」と認定されます。不名誉な認定です。 で…

鶏卵とごはん

家にもどった梅安は、先ず、火を起こして魚の干物を焼き、大根の漬け物を出して冷酒のみはじめた。 つぎに、おせき婆がこしられえた味噌汁を温める。 中略 梅安は、鍋の熱い味噌汁へ生卵を二つ落とし込んだ。 池波正太郎著『梅安乱れ雲』の中の「殺気」より …

「よかった探し」と『ポリアンナ物語』

『ポリアンナ物語』というのをご存知でしょうか? 正確には『愛少女ポリアンナ物語』といいます。 『愛少女ポリアンナ物語』(あいしょうじょポリアンナものがたり)は、日曜日7:30より、フジテレビ系列「ハウス世界名作劇場」の枠で放映されたテレビアニメで…

健康診断の結果とメタボリックな私

5月16日に健康診断がありました。昨日その結果が帰って来ました。 結果的には全体として健康的なものです。ただし、痛風の発作を引き起こしている最中の健康診断は始めてです。 健康診断5月16日 痛風患者が気になる尿酸値は 7.8と予想の8と近くニアピン賞で…

串カツ激戦地戦場レポート 新世界より

通天閣の周りは串カツ屋さんがいっぱいです。初めて行ったときはどこに入ったらいいのか判らず、すぐに目立つ店に入る傾向があります。 私も最初に目に止まったのが「だるま」通天閣の真下にある店です。だるまは大変な有名店で近くにも数店あります。 この…

住之江安立町の名店「備前きらく」を訪ねる。

きのう大阪の電気街に行き、そのまま通天閣・新世界と流れのままに足を運びました。 ここは数件の串カツ屋、串カツ・どて焼などを食しました。このレポートは次回詳細に報告させてもらいます。 通天閣・新世界と言えば、後は安立町の名店「備前きらく」に自…

紫陽花(あじさい)の花が咲いてます。

近所の紫陽花(あじさい)の花がきれいに咲いてます。 この時期だけの花です。雨降りによく合う花です。雨の当たりによりすこし色も変わります。心安らぎ花のひとつです。 日本では、紫陽花といえば「七変化」と言われるくらい咲き始めからいろいろと色を変え…

バラ夫人のスイーツ

「ひろみ、行くわよ。良くって」 それは、お蝶夫人。これ分かる方、R40ですよ。 今日はバラ夫人のスイーツを紹介します。 今日、仕事場でバラさんからケーキを頂きました。バラさんは男性です。 バラさんの奥さん、つまりバラ夫人のお手製のチョコとバナナの…

新生児の里親探しと独り占めの愛情

昨日深夜のドキュメント番組をたまたま見ました。 話の内容は、北海道立中央乳児院の話です。 ここに入ってくる子供は生後1ヶ月未満の新生児が大半です。中には産婦人科の病院から直接この施設に入る子供もいるようです。 家庭の事情で子供を育てることが出…

普段着の京都 三都物語

京都は古都でもあり、多くの寺院仏閣が立ち並んでおります。しかし、京都に生まれ育った生粋の京都人は観光地に行ったことがない方が驚くほど多いです。 幸い私は兵庫県に生まれですから、最初に京都に住んだ頃は、毎週名所旧跡に足を運んだものです。 しか…

水の記憶

田舎育ちの私の家では井戸水を使っていました。小学生に上がる前の頃の話です。 家の井戸水はすこし「かなけ」がありましたが、甘味のあるさらりとした水でした。 昭和の初め頃までは、「かなけ」を含まないようでしたが、大雨のため防水池の決壊を機にかな…

108回目のアプローチ

長いもので私のブログも今日で108回目の節目に当たります。 108回と言えば除夜の鐘を思いつき、年末のコラムや記事に108の由来が紹介されています。人間の煩悩と関係があるようですね。 分かりやすいホームページから参照させてもらいました。 108という数が…

ラベンダーと癒し

6月11日の誕生花は、いくつかあるようですが、ラベンダーもその一つです。 ラベンダーには「鎮静」とか「答えを下さい」とか言う花言葉があるようです。 この鎮静には精神を落ち着かせる成分がラベンダーの香りに由来します。なんとも言えない香りが脳の奥ま…

橘の花と菓子

橘(たちばな)の花は、初夏に咲く白い五弁の花を付けます。なんとも清楚で可憐な花です。 物の本で、日本の菓子の始まりは橘であると読んだことがありました。橘(たちばな)=みかんということになりますかね? 文献に登場するかんきつ類は『日本書紀』(720)に…

カレーうどんに思いをよせて 「今福亭」編

暑くなってきて段々と夏に近づいているのが肌で分かります。雨の合間に、夏の訪れを感じます。 そうなるとちっょと辛いものが欲しくなることあります。私は基本的に辛いものは好んで食しません。でも、カレーうどんはちっぴり辛い方が美味いと思います。 こ…

盗賊「土蜘蛛の金五郎」に見る人生観

「土蜘蛛の金五郎」と聞いてピンとくれば言わずとしれた「鬼平ファン」でしょう。 鬼平犯科帳という池波正太郎が書いた小説です。テレビなんかでもやっているのでご存知じの方も多いでしょう。 小説を読んでなく関係ないんです。 「土蜘蛛の金五郎」は盗賊な…

本所枕橋の「さなだや」

本所の枕橋にある「さなだや」は蕎麦屋です。 実在しない蕎麦屋です。 どこにあるのか? それは、池波正太郎の時代小説の話の中に、存在します。 池波正太郎氏が、この世を去って10数年が経ちますが、池波ワールドは存在します。 池波正太郎氏はあの世に旅立…

秀吉と長次郎の赤樂茶碗

長次郎という陶工をご存知でしょうか? いや、芸術家と呼ぶべきでしょうか? すばらしい作品が残っています。 茶の湯の大成者、千利休に供に樂茶碗を造り樂焼という焼物を創設した人物です。 長次郎の造る茶碗には、他のものと比べ物にならない独創性がありま…

トンカツに思いをはさせて。

たまに食べるトンカツ美味いです。カツサンドも美味いです。もちろん串カツもです。日本人どういうわけかトンカツ好きですよね。それも男性はトンカツ好きです。 ボリームというかソースとのバランスがいいんですね。ソースにしても「トンカツソース」と言う…

『豆腐百珍』を振り返る。

『豆腐百珍』という書物をご存知でしょか? グルメブームに乗ってその存在が現代の若者にも知らしめた豆腐に関する江戸時代の書物です。豆腐百珍(とうふひゃくちん)は、天明2年(1782年)に刊行された100種類の豆腐料理の調理方法を解説した料理本です。 醒…

九九(くく)に隠された謎

九九(くく) は小学校2年生の時に学んだと記憶しています。 不思議です。九九(くく)と言いながら、「ににんがし」「にさんがろく」と始めます。 不思議です。でも、昔は「くくはちじゅういち」と始めていたそうです。ですから今でも九九(くく)なのだそうです…

串カツに魅せられて大阪へ行きたい 「京橋」編

京都と大阪は同じ関西ですが、だいぶ雰囲気も違います。商売のやり方も違います。その顕著なのが食べ物屋さんです。 味に違いいうのでなく、商売のスタイルが違います。 ちょっと一杯呑むにしても、大阪は「立ち呑み」スタイルが普通です。特別なことはあり…

恩人の病と不動明王さん

今日は、現実にはまだ半日しか経ってませんけれど、驚く事ばかりの一日です。 今日は、朝から色々と依然お世話になっていた社長さんの所に、仕事の挨拶をさせてもらうつまりで出かけました。 何度も伺っていますが、家がおかしいです。「売家」になっている…