''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

串カツ激戦地戦場レポート 京橋編

串カツ、庶民の食べ物であり、呑べぇの最強のお供です。

関西で立ち食いという言葉を付けると、この「串カツ」が上位に上がってきます。
関東では立ち食いと言えば「そば」でしょう。
でも関東には「串カツ=立ち食い」の方程式は存在しません。

関東の串カツ屋さんは、若い女性同士で、カップルのデートにと、おしゃれなスポットです。
長い一本そのままのアスパラガスの串やフルーツなどのデサート串とおしゃれです。

つけるソースと彩りのあるケチャップ系やマヨネーズ系のお店オリジナルのソースです。
塩でも食べます。モンゴルの岩塩とか産地にこだわったものや抹茶塩・山椒塩など混ぜ物系の塩など手が込んでます。
若い女の子の喜びそうなアイテムがいっぱいです。

関西は違います。
コテコテです。

親父のテリトリーです。
若い女性の姿は見たことがありません。
連れて行ってあげると喜ぶと思うんですがね。
特に前回のレポート地新世界もチョー激戦地でした。

こちらは若い女の子も入りやすかったです。
若い女性の店員さんもおいででしたからね。

今回のリポートは、大阪で言う、北、南、一部で東と呼ばれる京橋です。
京橋もおしゃれな飲み屋さんも多いです。
女性受けするおしゃれな店もいっぱいあります。
串カツに魅せられて大阪へ行きたい 「京橋」編(プログに紹介済み) やっと来れました。

でも、ディープスポットと言えばJRの駅前です。
昭和の臭いプンプンです。
そのディープ京橋の入り口に二軒の串カツ屋があります。

京橋に着たら見ると見たいと思うことなく目に飛び込みます。
私はいつも左の「まつい」もしくは「松井」に入ります。
漢字で書くのかひらがななのか、正式店名は不明です。
イメージ 1

ちっと知らないと入りにくいです。
昼間から出来上がっている親父がいっぱいです。

時にネクタイにスーツと品の良い紳士やカッコいいチョイ悪親父も来店されます。
こんな親父は決まって「生」と一言発して後は2、3串食べて「お愛想」と声をかけ10分少々で出て行かれます。
お会計も800円ぐらいまでです。
ポケットから1000円札を出すとおつりを手に店を出て行かれます。

中には500円玉出して「生」と一声すると、一気飲みして出て行かれるマジシャンのような変わり種の親父もいます。
見ず知らず同士で会話する人、口けんかする人いろいろです。
人生の集約した図形かもしれません。

でもルールは一つ「ソースの二度付け禁止です」。
店内にも張り紙が張ってあります。
イメージ 2
 若鶏とキスの串
            
「まつい」の串カツは、新世界の「だるま」のような色白の串でなく、色が濃いです。
油の臭いもプンプンです。

臭い脂ではありません。動物性の脂をたっぷり使っています。
しかし、それ程くどく有りません。
肉屋のコロッケ・ミンチカツと言えば分かってもらえるでしょうかね。衣がさくっとしています。

香ばしいです。
油はしっかりと切っています。
この辺は「だまる」とは違います。
「だるま」は、揚げたて熱熱を客に提供したいと思っているようです。
これも方法の一つです。


「まつい」は揚げて少し揚場で放置します。
油を切るためです。
余熱で食材に火が入る計算です。

油を切ったら客のパッドに盛ります。
客は好きなものを取るというスタイルです。

新世界では注文したものを食べますが、「まつい」は回転寿司一緒です。
揚げたものを3、4人のお客にパッドに一盛りします。
このパッドがいくつも置いてあります。

そのまま食べてもいいし、時間が経って冷めたら再度油の中に入れて温めてくれます。

どうしても出来立て熱熱が食べたいなら、方法は一つです。あたりを見回してないネタを言います。
そうすると新たに上げてくれます。
素人さんには区別が付きません。
私は分かりますよ。

一番長い串がエビです。
鉄砲串が牛串です。
店の人はこの串を見て計算します。
あと自分の前に置かれた色の付いた札、これでそれ以外の食べたものを計算します。

こっそり串を下に落としても大丈夫、落とした串まで覚えています
向うはプロです。

満座の席で恥をかくような行為はやめましょう。
満座の笑いものになって、それをあてに飲み食いされます。
絶対にやめて下さい。二度とこの店に来れなくなります。

「まつい」のもっともお薦めは、湯豆腐です。出汁の効いた豆腐、ネギとカツオを乗せてくれます。
厚さ2センチと言うところです。
豆腐を横にスライスしたものです。

こんなものが一番美味いとは、でも真実です。
出汁がよく効いています。
後を引きます。
時に二回注文することもあります。

こんな美味い湯豆腐は130円です。
もちろんおでんもあります。
100~150円と言ったところです。
湯豆腐におでん串カツ食って、ビール飲んで1000円すこし超えた位の値段です。おなかも満足です。

♪ ディープ京橋にいっしゃい、串カツ「まつい」もおまっせ。♪

あわただしく京橋をおとづれました。
やっぱり京橋は最高です。
安くて美味しい店がいっぱいです。

マグロしか出さない店とか変わった店もあります。
この辺はまたのリポートにて報告します。

今日も楽しい時間を過ごせました。
ありがたい感謝の気持ちでいっぱいです。

長々としたブログにお付き合い下さいましてありがとさんです。