''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

国宝唐門と開かずの大門

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京都駅近く東西の本願寺があります。巨大な敷地に圧巻されることでしょう。
西本願寺さんにはいろいろな国宝があります。また、世界遺産でもあります。お参りされた方も驚くほどの敷地です。でも一般の方が入れるところは一部です。その一部でさえ、巨大です。

歴史に多くの名を留めています。今回紹介するのはあまり知られていない本願寺さんです。京都では本願寺は身近な存在です。ですから西本願寺は「お西さん」、東本願寺は「お東さん」と呼ばれます。

お西さんの通路に国宝唐門があります。無料です。道路に面しているので見放題です。

物凄い門です。

桃山時代の豪華な装飾彫刻を充満した檜皮葺き(ひわだぶき)・唐破風(からはふ)の四脚門(しきゃくもん)で、伏見城の遺構。彫刻の見事さに日の暮れるのを忘れることから”日暮らし門”とも呼ばれています。http://www.hongwanji.or.jp/youkoso/cb/cb_03.html西本願寺さんのホームページより

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門の凄さより、彫り物の凄さにあります。唐獅子の彫刻、きりんの彫刻、孔雀の彫刻と一部つづ見てもどれだけの時間と労力を使ったのか、計り知れない門です。この門内外で彫り物の形が違います。

テーマが違うんです。どちらも無料です。ゆっくりと1時間ぐらいかけて楽しむことが出来ます。
ソンナバカなと言われますが、それだけ見所があります。さすが日暮門です。あきが来ません。

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この門の10メートルほど西に大門があります。本願寺の玄関です。大名家のような立派な門です。

大名格式で言うならば、10万石から15万石ほどの格式の大門です。いつもは閉まっています。正月や御誕会(ごうたんえ)などの特別な日しか開きません。めったに開いているの見た人いないと思います。

今日は天神祭り、大阪の天満の天神宮にあの有名な、登竜門という門があります。一度だけ見たことかあります。鯉が滝を登って龍となる伝説で有名です。

人生には幾つかの門や関があります。必ずあるものです。それを通り過ごすことによって一回り大きくなります。人として成長します。その門をクリアーするために日頃の鍛錬が必要なのかも知れません。

明日その門が目の前に来るかもしれません。
今日一日精一杯生きた方のみ見えるものかもしれません。
今日一日穏やかに過ごせたことに感謝する気持も忘れないで下さいね。

最後まで読んで下さってありがとさんです。