''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

子供とピーマン

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子供の頃に食べられないものが、大人になって食べれるようになることよくあります。
食べてみると結構美味しかったりします。食べず嫌いなんでしょうね。見た目で判断するんでしょうかね。

でも、子供が嫌いなものの代表格がピーマンと人参です。
ピーマンの青臭さと苦さが苦手なようです。人参も人参臭いと同じような理由でしょうかね。臭いだけでなく苦いとくれば子供ならずとも敬遠しがちです。

大人になってもピーマン嫌いな方も多いですね。大人になって逆にあの苦味も楽しめますし、結構甘味もあります。

私は子供の頃から人参もピーマンも食べました。嫌いと意識したことはありません。ちょっと変わった子供であったかもしれません。

人参にみんなが臭いとか変な味がするから嫌いと言いますが、人参は人参だから人参の味がするのは当たり前と子供心に悟っていました。ですから、嫌いでなかったのです。

紅白の膾(なます)も好きでしたし、カレーに人参ないと寂しいです。肉じゃがに人参入れないと見た目が華やかでなく地味な感じに思えました。人参と絹さやが彩りと食欲をかくたててくれます。シチューに入った人参甘くて美味いと思っていました。ですから、人参は嫌いなものではなく、むしろ好きな野菜でした。今でもそのままの気持です。

ピーマンは確かに苦い感覚はあり、大好きではありませんでしたが、みんなの言うように毛嫌いするものではありませんでした。子供の味覚は苦いものに大変弱いようですね。

父の晩酌のビールこっそり飲んだことを覚えています。苦いし、こんなまずい物をよく大人は飲めるなと思ったのが正直な感想でした。面白いことにその時飲んだキリンビールの味をはっきりと覚えています。同じものを飲んでも今では絶対に味わえません。

そのとき子供の私が感じたビールの味は、炭酸が強く、苦くて、金気(かなけ)のある味で今よりずっと香りがきつかったです。

昔のビール総じて炭酸がもっと強かったです。コーラがそうでした。180mlの瓶のコーラ飲むと咽が痛いほどの高炭酸でした。思い出します。コーラも子供の頃のものは薬品臭い味と香りでした。懐かしいです。

ピーマンは、ピザになくてはなりませんし、ナポリタンスパゲティーには絶対必要です。ピーマンのアクセントが全体を盛り上げます。

それにチンチャオロースはピーマンなくしてありえません。
和食にも天ぷらにしても美味いですし、洋風に衣つけてフライにしてもうまいです。

細切りにしてジャコと炒めても美味いです。肉だねを詰めてピーマンの肉詰めうまいです。

要は、ピーマンに苦味と青臭ささえとり除けば子供はピーマン食べます。
加熱する方法を工夫することが必要です。小さく刻んでごまかすのも一つですが、ピーマンの美味しさを分かってもらえるのも大切です。素材を大切にすることも重要です。

味の記憶は、心の思い出です。そのとき誰とどんな場所でどんな風に食べたのか、味と一緒に記憶に残ります。楽しい思い出となればいいですね。

ピーマンの肉詰めなら、子供と一緒に作れば、自分の作ったものはよく食べるものです。

簡単に今のこの旬を食べる。季節と共に食を楽しむ。楽しい時間の過ごし方だと思います。夏休みの宿題に、是非、親子で作る料理ノートつけるのも面白いと思います。

今日も一日心穏やかに過ごせますことも祈りつつ、感謝の気持をカバン入れて行って下さい。

最後まで読んで下さってありがとうございます。
心よりお礼申し上げます。