''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

熱中症の症状と本当の予防

熱中症とは、暑熱環境で発生する障害の総称で、熱失神熱疲労(熱ひはい)、熱射病、熱けいれんに分けられます。子供の頃は、熱射病 日射病 と呼ばれていた病気と同じものです。

炎天下の中で作業するとふらつく事あります。

ここ数年は暑さは、子供の頃に感じた暑さと少し質が変わってきています。一段と強くなっているのは気温のデータを見ても分かります。最高気温が37度38度と体温を超えようとしています。

体感気温になればなおさらの事です。体が付いていっていないのが現実です。エアコンの効いた部屋にいても、通勤や仕事で外に出ます。街中のアスファルトの反射熱から体感は40度を超えることもあります。

知らず知らずに熱中症を起こしているのに気づきません。

何となく体がだるい。
暑さのせいか息苦しい。
心臓がドキドキする。
これらは正しく初期症状です。

私は5年前に、熱中症にかかりました。なめていました。熱中症といっても熱の為、一時調子を悪くする程度の認識でした。
正直に言うと「死にかけた」という気分です。やばかったです。本当にやばかったとしか言い様がありません。呼吸困難になるんです。体が動かなくなるんです。

もちろん水分はたっぷり取っていました。でも、水分だけでは汗をかく呼び水にしかなりません。飲めば飲むだけ汗が出るだけです。体に水分が残りません。症状が発生してから水分を飲んでも手遅れです。初期の症状が出たら、出る前にこまめに水分補給が必要です。

それに一番大切なものは塩分です。塩分がないと水か体に留まってくれません。咽が渇くようですが、水を飲むとき、少しでも塩分取って下さい。これが生死の分かれ目になります。冗談のように聞こえますが、病院すら行く気力なくそのままになります。

私の場合、いつもなら歩いて5分もかからない病院まで30分近くもかかってしまいました。しんどくて歩行できないんです。心臓の鼓動はレッドゾーンを越えています。

病院で待つことの長さ、今でも忘れません。横になりたくて仕方ありませんでした。

小さな病院のため採血の結果は2日後です。

医師にすら今の辛さを分かってもらえず、無理やり点滴を求めました。
点滴に含まれるナトリウム等成分が効率よく回ったのだと思います。
少し、体が樂になりました。

2日後の血液検査の結果です。

10項目に H の表示が出ています。
2項目に L の表示が出ています。

L の表示はナトリウムとクロールともに参考値を下回っています。
体に塩が足りていない典型的な例です。

私はタイトルどおり痛風です。
このときの尿酸値は 15.1です。もちろんHの表示です。

通常の方ですと8.5以上になれば発作が起きます。痛風患者なら7.5で発作が起きることが多いです。ダブルスコアーでした。もちろん血液中の水分が少ないためそんな結果ななったんでしょう。その時点で発作は起きませんでした。幸いです。

これほどの検査結果に、再度の採血と点滴を受けて、通常の生活に復帰できました。

やばやばでした。病院行くかどうか迷った挙句、行ったのが正解でした。

前日、熱中症には塩分必要であると特集でやっていたのを見たのが、運命の分かれ目でした。すぐに、塩を口に何度か振って直接口に入れました。それだけしか出来なかったんです。食事も取れなかったですから最善策だったと思っています。

次の日に病院に行った。いや、行く最後のチャンスと見切った。これがよかったと思います。上記の通りのほうほうの定です。

見くびってはなりません。ひどくなると死に至る恐ろしい病気です。
水分以上に塩分摂取が夏場には必要です。ほんのすこし塩でも効果あります。
体だるい=夏バテでなく、熱中症の可能性があります。屋内でも夜でもなる場合あります。
体力の弱っている人には応えます。すこしでもおかしいと思えば病院に行って下さい。

急激に症状は悪化します。

大げさに聞こえますが、生死を分けた節目に生きて返って来れたことに感謝です。
毎年大きな教訓です。一生忘れることが出来ません。

暑い季節ですが、一昔前の夏とは違うようです。
体調充分にご配慮下さい。
最後まで読んで下さってありがとさんです。是非参考にして下さい