「愛の水中花」より 女性の魅力

『愛の水中花』と言えば、松坂慶子さんですね。
多感な頃、ベストテンにセクシーな網タイツの格好で、この歌を歌われていたのをはっきりと思い出されます。　
その大人の女性を垣間見た気分になっておりました。

しかし、この歌の作詞は五木寛之さんです。
今や仏教的な世界観も加味した作品には崇高さすら感じます。
この方の作詞です。

今聞くとなんと深い愛がそこにあったかのように、詩の世界が伝わります。
度々youtubeの映像を見ます。歌がいいですね。

♪金色のレモンひとつ　胸に絞ってください♪ に情感がでます。
松阪慶子さんの表現力です。

この女優さん、なかなかすごいですね。
NHKでは、大河ドラマにもよく出られます。
『義経』『篤姫』とその演技が光ります。
時代劇でも、現代劇でもいい持ち味です。

私の好きな邦画に「椿姫」があります。
ここに芸者の役で出ておられます。
オペラの椿姫を歌われるシーンが大好きです。たぶん本人の歌です。
大変上手です。椿姫の世界に引き込まれます。

邦画の名作の一つだと思っています。
賞は取られましたが、あまりヒットした作品ではありません。
50回は見た作品の一つです。

この作品から彼女を見る目が変わりました。
色気でなく演者としての世界観がそこにあったんですね。
もちろん、この愛の水中花にも言えます。

20代の松坂慶子　若くてきれいです。
30代の松坂慶子　きれい以上に色っぽいです。
49歳潤ｵ50際ぐらいの松坂慶子　円熟した優しさ艶っぽくワインも女性と似ていますね。
こんな事いうと私はワインじゃないとお叱りを受けます。

最後まで読んでください。ワインも若いワインも若い楽しみがあります。
熟成されたワインは芳醇な味わいがあります。
そのワインの持ち味を時間がより熟成させてくれます。

時間だけではありません。
人で言うなら、その人の人生経験、人生そのものが円熟味を進化させます。
ワインのようにそっと寝かすだけで芳醇にはなりません。
酒蔵で寝かされていたワインはホコリだらけでカビまみれのこともあります。

装いかえるだけで芳醇な上等の熟成された深い味わいになっているのです。
女性も同じですよね。

私は、現在の松坂慶子さんが一番魅力的な感じます。また、若いときのような女性の魅力の細さが目立ちます。
体形の細さでは有りません。女性の魅力の細さです。
現在の50代の女性としても好感をもてますね。

映像で言えば、最後の愛の水中花が一番、深みがあり魅力的で艶っぽい色香のある歌になっています。
著作権の加減ですぐに見れなくなると思います。
まだ、削除されていませんので、20、30、40代の松坂慶子さんの「愛の水中花」を見比べて下さい。

http://jp.youtube.com/v/kTTXs1cJ1WA ←20代の愛の水中花
http://jp.youtube.com/v/_QNPBxSh-0c ←30代の愛の水中花
http://jp.youtube.com/v/h32fY5RhKeE ←49才から50才頃の愛の水中花
最後の作品のダンスの振付けは、お姉キャラのカバちゃんの振付けです。

きっとあなたも感じます。歳を取るのは素晴らしい事です。私も同じように少し歳を取って、女性に対して若さだけでない女性の魅力を感じています。
こんな魅力的な女性に憧れます。

女性は30代ごろから2つの生き物に進化します。
一つは「おば様」、もう一つは「おばはん」（関西バージョン）です。
40代になって本領発揮します。進化は進んでゆきます。

女性トイレが混むと男性トイレにも平気で入って来られます。
進化の最終系です。
図々しいだけでなく、人に対する気づかいを忘れて来ます。
人としての女性としての優しさが感じられません。

「おば様」は60、70、80代になっても品のいい優しい女性です。
歳だけではありません。

心の精神の関係もあります。
花を見て美しいと感じ、月を見て美しいと感じ、それぞれに四季を感じる。
神経が細やかです。
旬の食材に目をやり、目や肌だけでなく、舌でも四季を感じさせてくれる料理です。
上手下手は問題でないです。

私は塾女ファンではありません。
ごく普通に若い魅力のある女性もいいと思いますよ。
周りに対する気遣いですね。
これが出来る女性に魅力を感じます。
顔に表情にその人の心が表れてきます。

男も然りです。40代になって自分の顔になって来たような気がします。
いいか悪いかは、自分では分りません。
男にとっても何らかの進化系があるはずです。

でも、周りへの気づかいはしたいものです。まだまだ修行のみです。
常に感謝の気持ちを持つようにしています。
生きているわけでなく何かの力で生かされている。
そう思うと真摯な気持ちで過ごせます。ありがたいことです。

最後まで読んで下さった方があってのこのブログです。
感謝いたします。ありがとさんです_