''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

東福寺の隠れた名所 東司

東福寺には隠れたというか、あまり有名でないながら、すごいものがあります。
東司です。ひがしつかさ、とは呼ばないで下さいね。「とうす」と呼びます。
禅宗叢林では日本最古最大で、重要文化財という一品です。
なかなかこれ見られる方少ないです。
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俗に「100人便所」と呼ばれるトイレです。
そう東司とは、雪隠、トイレです。重要文化財です。
「頭が高いです」、「へへぇー」という感じですね。
とっても立派なトイレです。一度ら20人ぐらいは使えそうですね。
もちろん今は使われていません。長屋です。ごくごく普通の一戸建ての敷地より広いです。
でもトイレです。
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禅の寺には昔の風呂の建物もあります。蒸風呂系もありますね。僧は身を清めます。
難しい言葉に、沐浴(もくよく)という言葉があります。森林浴なんかもそうですが、沐浴とはあびると言う意味です。水をあびるあびるです。沐浴の「沐」も「浴」もともにあびるという意味です。ダブルであびるという意味の重ねた言葉です。そう、今風に言うなら「ちょとちょと」とタッチのようなものですね。ちょっとくどいです。どれだけ浴びれば良いものなのでしょうかね。

身を清めるのはどの宗教宗派も同じようなものです。身を清めることによって仏事を精神から身体から清めると言うことです。

トイレも然りです。人であり、生きているうえでなくてはならないものです。しかし、東福寺のような寺院では、それ以外に肥料として、作物や金銭に換算するという現金収入源という経済事情もありました。

東福寺ではほとんど訪れる方少ないです。
話のネタに、東福寺に来られたときはご覧になってください。
明日は「門」について書きます。いろんな門です。

日々の生活の中でささやかなことに驚いたり、嬉しかったりと一喜一憂の生活です。
その中で生かさせていることに感謝する気持ちを持てば、ありがたいと感謝して生きて行けそうです。

最後まで付き合いくださいましてありがとさんです。