時折雨降る大阪の空模様です。
遠くで、祭りの太鼓と鐘の音が遠くで聞こえています。
秋祭りの時期なんですよ。
地域のお祭りも近いと思います。
週末も時折雨の天気予報です。
被災地では、恨めしい雨になっています。
宝井其角が残した句に、「鐘ひとつ 売れぬ日はなし 江戸の春」と言うのがあります。
通釈すると、めったに売れそうもない、寺の梵鐘ですら、毎日売れるほど賑わい繁栄している大江戸のめでたい新春であることよ、と言う意味のようです。
この句だけを聞くと、不謹慎に感じるかもしれませんが、この未曽有の惨事に於いて、いつ終わるともしれない復旧作業ですが、あんな寺の鐘など到底売れるとは思えない大きなものが、江戸の町では、どこかで鐘が売れていると思えば、目先が少し明るく感じます。
私は、気持が弱った時、よくこの句を口づさみます。
いつになったら、終わるともしれない復旧作業も、いつもかは終わります。
今日明日終わるかもしれないと思うと、先の作業が辛くなります。
でも、いつか浸水していた水が無くなり、道路が元通りになって、人の暮しが少し少し前に進むと、いつ終わるかもしれないと思っていた作業が、明るくなります。
明けない夜はありません。
春にならない冬はありません。
すこしだけ頑張れば、きっと先行きも見えてきます。
今少し頑張って下さいと、励ますしか出来ません。
秋がここ数日で深まりを感じます。
やはり、朝晩の気温の変化が一番の原因かもしれません。
秋と言えば、確かに、ラクビーのワールドカップや野球の日本シリーズなど、スポーツの秋かもしれません。
読書の秋、やはり、我が家では食欲の秋でしょう。
我が家の今年最初のさつまいもごはんです。
3歳児ゆうゆうも大好きです。
朝から圧力鍋で、嫁が作ってくれました。
さつま芋も、少し小ぶりでしたので、筒にカットしています。
ごろごろしたさつま芋がたっぷり乗っています。
芋もホクホクして、甘味も強く感じます。
こばんは、餅米も使っています。
我が家の食卓からも、秋を感じます。
秋の深まりを静かに感じたい所です。
秋の夜長、読書の秋もいいし、映画の秋もいいです。
親子3人ささやかな暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。