日曜の朝は、毎日新聞の日曜版の「書の美」(九州国立博物館長 島谷弘幸氏)の目を通すのを楽しみにしています。
今日は、国宝 「絵因果経(えいんがきょう)」でした。
京都 上品蓮台寺蔵の奈良時代8世紀の1巻 紙本著色墨書の部分の写真が掲載されています。
絵因果経(えいんがきょう)とは、仏伝経典の代表的なものの1つである『過去現在因果経』の写本の一種で、巻子本の下段部分に経文を書写し、上段部分には、経文の内容を説明した絵画を描いたもので、日本において平安時代以降盛行する絵巻物の原初的形態と見なされているものです。
『過去現在因果経』(求那跋陀羅(ぐなばっだら) 訳、4巻)は、釈迦の前世における善行から現世で悟りを開くまでの伝記を説いた経典であり、本経に因ると、釈迦は過去生において善慧仙人として善行を積んでいたところ、普光如来から授記され、将来成仏することを予言される。そうした前世の因縁により、釈迦が現世に出生し、修行を積み成道するまでの過程を述べたのが本経であるとされれている。
この経文に絵を描き加えて、釈迦の生涯と前世の物語を分かりやすく伝える手段として作成されたのが、この絵因果経であり、絵因果経の遺品には、奈良時代制作のものと、同様の形式で平安時代以降に制作されたものとがあると言います。
出典参照: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
説明をいろいろと読むと、釈迦の不思議な過去世の話があるのは、妙法華経の中の過去世の話をも、思い出されます。
輪廻の中で、すでに過去世に仏になられていたのを知り得ると、釈迦如来が説法をしていた際に大地が割れ、そこから涌き出た無数の地涌の菩薩と(筆頭が上行菩薩・無辺行菩薩・浄行菩薩・安立行菩薩)の経典の話と繋がります。
仏教徒しては、いろいろと興味をひかれる絵因果経です。
すでに奈良時代には、こうしたビジュアルによる仏教の布教の形が、現在の世に伝えられたのは、意味深い事です。
絵も意味深いですが、書の解説に目が移ります。
書は、解説の通り、端正でありながら、雄渾な書風であるのは、分かります。
書の中に、私の名の字が見えます。
これを手本に、真似てみたいモノですね。
修得すれば、玄関の表札に使ってみたくなりすね。
最近、いろんなタイプの表札が使われています。
お洒落な家には、お洒落な立体的な表札を見かけます。
私は、どこかの経典や古書の書体から文字を使ってみたくなります。
最高傑作とされる「蘭亭序」くらいは、学生の時に見知っています。
書の世界は、奥行きが深すぎます。
書家と言えば、最近は、「初夏」の名前由来の歌手でタレントの「ファーストサマーウイカ」さんをよく見かけますね。
美人ですが、トークが面白いですね。
それに、すっぴんの方が、個人的に好みですよ。
すっぴんと言えば、昨日嫁が焼いてくれた「ハムマヨロール」です。
3歳児ゆうゆうも、もちろん大好きでよく食べます。
我が家のルールでは、「ハムマヨロール」はすっぴん状態で、マヨネーズは、食べる人間がトッピングします。
ゆうゆうの「ハムマヨロール」には、マヨも少ない目です。
それに比べて、私の写真のように、テンコ盛りです。
化粧で言えば、ケバケバ状態ですよ。
それでも、熱々の焼き立ての「ハムマヨロール」のマヨが熱々は、美味すぎます。
ワイルドでしないけれど、美味すぎちゃんです。
3歳児ゆうゆうも、私と同じように、3個食べていました。
もちろん、呑みモノは、私と同じコーヒーをチョイスです。
私がコーヒーを点てて、その一部の少量にミルクを入れて、カフェオレにしてゆうゆうに呑ませています。
ゆうゆうには、これがコーヒーだと言って呑ませています。
まさか、私と同じブラックを呑ませることも出来ません。
少し少しコーヒーの分量を増やしています。
それでも、まだまだコーヒー牛乳の色には届きません。
「ハムマヨロール」を食べて、美味しそうにカフェオレを呑んでいる我が娘を見ると、何とも言えないですね。
昨日は、こんな我が家の休日のランチでした。
親子3人ささやかな暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。