道を踏み外してみれば、取り返しの取り返しのつかない騒動になっていることは、なってみたいと分からないものです。
今ワイドショーで、賑やかしている俳優の東出さんと女優の杏さんと不倫相手とされる唐田さんですね。
道ならぬ道を入ってしまった代償は大きいです。
俳優の東出さんは、テレビCM4社から排除と主演ドラマの視聴率低下と、このままドラマの終了が続くと推測されます。
オシドリ夫婦と言うイメージの影で、子供3人を抱えての妻の杏さんには、世間が同情的です。
特に、子供を持つ主婦目線では、特に不倫した東出さんのイメージダウンです。
テレビCMも、楽しい家族をテーマにしたモノが多いのも、裏目に出た感じです。
ドラマも当分オファーはないでしょう。
いい俳優さんだけに、勿体ないです。
それに、落語の番組のMCをされていて、私的にも好感の持てる俳優さんだった分、残念です。
ワイドショーでも、別居から離婚に繋がるというのが、多くの方の意見のようです。
私は、元の鞘に戻る思っています。
いえいえ、古典落語にあやかって、話題のお二人には、元の鞘に戻ってもらいたいです。
噺の内容と、今回の不倫騒動は、似ています。
夫婦は、他人ですが、親子は血が繋がっています。
血がつながった子供を介して、夫婦のきずなは強まります。
そうした落語の世界は、親子の情を細やかに演者が、涙を誘います。
もともとは、3部構成であったけれど、後に上下の2部構成になって、上は「強飯の女郎買い」、下は「子は鎹(かすがい)」の名で呼ばれることあります。
下の部分だけが、落語「子別れ」と呼ばれることが多いです。
前半の「強飯の女郎買い」のタイトル通りに、女房と分かれて、よその女と所帯を持ちます。
要するに不倫関係です。
落語の中でも引用される一句が印象的です。
「手に取るな やはり野に置け 蓮華草」
男として教訓として知っておきたいものです。
後半部から噺は始まります。
3年ぶりに偶然会った大工の熊五郎と、息子の亀ちゃんです。
いの一番に、「新しい父親がやさしくしてくれるか」聞きます。
意味の通じない亀ちゃんから、まだ独り身だと聞いて、ほっとする所も情の細やかな所作です。
忙しいので、別の日に鰻屋で会ってごはんを食べようといい、小遣いをくれます。
それが元で、母に見つかってしまいます。
大工の熊さんと母親の演じ方の違いも、見せ場です。
酒さえ飲まないといい職人だといい夫だと、日頃から亀ちゃんに伝えています。
子供を介しての夫婦の情のきめ細やかなところも、演者の力量です。
私は、9代目春風亭 小柳枝師匠の熊五郎が好きですね。
もちろん、9代目春風亭 小柳枝師匠の「子別れ」が好きなんです。
師匠の職人気質的な風貌にも、この噺は引き込まれます。
要するに、最後のさげは、子は鎹(かすがい)と言うところは、今の若い方に、かすがいと言われても、春日井製菓の甘納豆くらいしか思いつかないです。
それも、古いですかね。
黒豆炊く時の鍋に入れると言えば、さらに難解な意味になりそうです。
ホッチキスの弾、それも曖昧な和製英語ですから、スティプラーのコの字の弾の大きいモノだと言えば、多少想像にも繋がりやすいです。
木の柱と木の柱をつなぎ合わすだけでなく、夫婦の心のつなぎ合わせに使うのが、子は鎹(かすがい)です。
ですから、子供が3人もいるなら、どうか離婚は回避してもらいたいです。
それに、離婚したら、俳優東出の将来ないです。
頭を下げて、頭を下げて、杏ちゃんに許しを請えば、きっと子供の父親が、有望な俳優だと思えば、子 供たちにとっても、よりよい家族になれると思います。
民法のドラマは無理でも、謙さんの後ろだとをして、海外での活躍もありでしょうし、NHKでの時代劇ドラマで一定以上の評価を得るまでの辛抱です。
イクメンの星として、再起を計ってもらいたいです。
ここは、頭を地につけても、妻の杏さんに許しを得て、元通りの鞘に戻って頂きたいです。
我が家も親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。