昨日は、雑節の一つ、半夏生でしたね。
ネットで検索してみると、いろいろと記されていました。
半夏生(はんげしょう)とは
日本には、二十四節気や五節句など 、季節を表す名称があります。
雑節とは、季節の移り変わりをより的確につかむために設けられた特別な暦日のことであって、「半夏生(はんげしょう)」は、その9つある雑節の内の一つのようです。
半夏生は、梅雨の終わり頃の時期を示す雑節で、現在の日本では太陽黄経が100°に達する日を指します。毎年7月2日辺りになることが多いです。
ちなみに2020年の半夏生は7月1日のようです。
それに因んでか、スーパーに行くと、山の様にタコが盛られていました。
どう見ても、1家族にしては多すぎる量でした。
我が家では、一番小さなものを選んで、タコぶつと、タコの酢の物を頂きましたよ。
私は、タコが好きです。
タコぶつも、タコの酢の物も好きです。
こうなると、冷酒が呑みたくなります。
写真は、子供盛です。
4歳児ゆうゆうもタコの酢の物を食べさせます。
嫌がられず食べてくれます。
薄くスライスしたタコぶつも食べてくれます。
嫁の大人盛は、ガラスの器に盛りました。
私のは、タコてんこ盛りの大盛です。
胡瓜、ワカメ、人参、オニスラ、アオサを入れています。
天には、針生姜を添えています。
タコの味も、抜けていません。
歯ごたえもあります。
酢の物は、一度お酢を鍋に入れて加熱して、そこの砂糖と酒、みりんに白出汁を入れたもので一煮立ちさせて、冷ましたものを和えています。
もちろん、味が薄くならないように、地洗いをしています。
「一盃、一盃、復一盃」、遠方より友は来ませんので、家で静かに手酌の酒です。
隣には、愛娘のゆうゆうが居ます。
ささやかな幸せです。
和食だけでなく、洋風のブロッコリーとタコのフレンチドレッシング和えも好きです。
こちらは、白のワインがいいかもですね。
シャルドネの辛口の白ワインは、すっきりとしたシャープな口当たりです。
合うと思いますね。
それなら、フランスパンをカットして焼いて、その上にトマトのカットとニンニクのみじん切りとオリーブオイルを合わせて、ブルースケッタを作っても、美味いです。
ココットにカットトマトとオリーブオイル、好みのニンニクとを合わせてモノを、用意すると、意外に手軽に出来ます。
天には、パセリのみじん切りを乗せると、色合いがきれいです。
お手軽なおつまみ感覚のモノを作るのは、いいですね。
とは言え、白ワインのストックはないので、日本酒の冷酒に止めました。
この日のメインは、鶏手羽元のポン酢煮、ジャガイモとシメジを一緒に煮ましたよ。
京都のおバンザイ風に言うなら、「鶏手羽元とジャガイモとシメジをポン酢で炊いたん」です。
京都人は、おばんざいとは言いません。
そんな言葉も使いませんよ。
単に、家で食べるお惣菜です。
料理の名前も、「○○を炊いたん」「○○を焼いたん」と言うだけです。
家で食べる料理に、洒落た名前は付けません。
せいぜい、沢庵の水戻しして、炊いたんを「贅沢煮」とは呼ぶことがありますね。
4歳児ゆうゆうは、「鶏手羽元とジャガイモとシメジをポン酢で炊いたん」の鶏手羽元を上手に食べます。
大好物なんです。
子供の食べる姿に思えません。
居酒屋の飲み屋で、一緒の呑んでいるかのようです。
タコぶつも、タコの酢の物もほぼほぼ完食です。
〆に、ごはんを食べます。
酒呑みのごはんの食べ方ですよ。
ごはんにも、酒の肴にもと言えば、この時期始末料理の「半助豆腐」もいいかもです。
鰻高騰の折、半助ならお手頃です。
商都として発展してきた大阪では、鰻の頭を「半助(はんすけ)」と呼び、食材を無駄にしない「始末の精神」の象徴とされた。半助から濃厚なダシがとれる上、コラーゲンもたっぷりと言うなら、食べない手はないですね。
豆腐とともに煮込んだ大阪の郷土料理で、落語「遊山船(ゆさんぶね)」にも登場する「半助豆腐」です。
7代目松鶴こと、今は亡き笑福亭松葉さんの「遊山船」がいいですね。
鰻に銅があったことを知ったところは、笑いです。
「芸州」だの、「出てる娘」だの、「玄人」だの言っても分からないのも、少し笑えます。
笑って、心の三毒の怒りも、流れるようにしたいものです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。