一服のお茶に続いて、少し遡ることになります。
岳父の命日の合わせて、千鳥屋宗家で、供え物を家族で買いに行きました。
5歳児ゆうゆうは、ここの常連気分です。
何度も来ていますし、これだけコロナ感染が広まる前の去年当たりでも、お使い物を買いにやって来て、店内でお茶と試供品の菓子の接待を受けました。
黒豆茶も1人て呑み切り、菓子も口に掘りこみます。
そして、店内から去る時に、「お母さん、また食べに来よう」と言う始末です。
店員さんも苦笑ですよ。
すでに何度も来ていますので、店員さんも顔見知りです。
嫁曰く恥ずかしいと言いますが、当時は店内で購入しないと、お茶とお菓子の接待はありませんからね。
また食べると言うと、また購入すると言うことになります。
店員さんからしても、悪い話ではありません。
ゆうゆうは、5歳児にして、本千鳥が大好きです。
時折、お下がりで頂くことがあります。
保育園から帰って来た時のおやつが、本千鳥なら、大喜びです。
今回も、お下がりのお菓子です。
本千鳥と美のり月です。
実のり月は、鳴門金時を使った秋限定のお菓子です。
イメージされたのは、やはり「黄金に輝く月」のようですね。
また、実りの秋に因んでいます。
シナモンの香りがして、鳴門金時の上品な甘みが、鼻腔と舌を喜ばせます。
美味いです。
もちろん、5歳児ゆうゆうも、目を閉じて旨味を感じています。
その後のお薄は、格別でしたね。
千鳥の菓子を食べると、もっともっと、もう一つ欲しいとは言いません。
完成された一つの菓子で、満足させられます。
量でなく、やはり、質なんでしょうね。
5歳にしてそれを悟れば、後々怖いです。
ありがたいことです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。