''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

DVD『椿三十郎』をゲットして、家で6歳の娘と一緒に観ました 

お題「ゆっくり見たい映画」

先日、いつものように激安ショップに立ち寄って、DVDを買いました。 

週に2度ほど、6歳児ゆうゆうとやって来ます。 

ゆうゆうのお目当ては、子供用のアニメのDVDです。 

ゆうゆうも、いろいろとDVDも持っています。 

 

夕刻に、嫁が帰って来るまでと約束して、私が夕飯の用意をしている間、静かにDVDやYouTubeを見ています。 

自分で見たいDVDを用意して、もしくは、希望のDVDがない気分の時は、YouTubeを見せてとの催促です。 

本も用意しています。 

ポケモン図鑑や犬猫図鑑を静かに見ていることもあります。 

 

この日の激安のDVDの中に、私が見てみたいものがありました。 

時代劇好きの私が選んだのが、椿三十郎』(監督 森田芳光 2007)です。 

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椿三十郎』と言えば、黒澤明 監督(監督, 脚本)代表作では出演も 三船敏郎 , 仲代達矢 名優名前が並ぶ日本映画の傑作一つに上げられそうな作品です。 

 

でも、私が見たいのは、リメイク版の 椿三十郎』です。 

織田裕二扮する椿三十郎は、少しコミカルでこれはこれでありだと思います。 

若侍には松山ケンイチさん、鈴木亮平さん等の後の大河ドラマ主役も、ここに居並びます。 

それに、最後の対決シーンの黒澤版で名物となった派手な血飛沫を踏襲しなかったのは、良かったと思います。 

 

今回は6歳児の娘と観ました。 

6歳児にして時代劇が大好きです。 

水戸黄門』も、『剣客商売』も好きですね。 

剣客商売では、「小兵衛」と言います。 

 

武士の刀を抜いての斬り合いは、あまり激しいモノでなくなら、それほど問題ないと思います。 

YouTubeのキングダムでも、戦闘シーンや武将の一騎打ちのシーンあります。 

ただ、アニメですから、この辺りはオブラートが掛かっています。 

 

どうも、6歳児ゆうゆうは、武士が好きみたいです。 

刀が好きで、アニメの「鬼滅の刃」の影響もあるでしょう。 

ワンピースのゾロの影響もあるでしょう。 

刀大好きの父の影響もあります。 

 

そして、日本刀の国宝の刀剣を、家族して何度も博物館に足を運んでいます。 

安綱も、正宗も、吉光も、長谷部国重も三条宗近も、6歳児の刀剣女子にしては、いい本物をよく見ています。 

天下五剣の内、童子切・三日月二振を見ています。 

一端の刀剣女子です。 

 

家にも、6歳児ゆうゆうのおもちゃの愛刀があります。 

腰に差して居ますね。 

きちんと、左の腰に差しています。 

太刀は、刃を下にして刷きますし、刀は、刃を上にして差すことも知っています。 

 

武士たるもの、刀を右に刷いたり差したりすることはないことは知っています。 

武士が整列した時に刀同士が当たります。 

そんなことは禁じられた無礼千万な行為です。 

 

馬に乗るのも同じです。 

日本では武士はに左から乗りますね(諸説あります) 

真逆の右から乗ると言う事もいわれます。 

 

その理由の一つてして左手は弓を持つので弓手(ゆんで)、右手は馬の手綱を持つので馬手(めて)と古くから呼んでいるようです。 

だから昔から右から乗っていたという理由にはならない気もします 

 

戦場では、刀を自分の左に付けています(太刀なら刷く)ので、馬に乗る時は、鐙に左足を掛けて、右足を馬の背を越えて、反対柄の鐙に足を置きます。 

 

俗に、左馬はゲンがいいと言いますが、馬を右から乗った時は、負け戦をイメージします。 

ですから、左馬は、お金が舞う、人が舞うと商売上のゲンがいいのでなく、武運長久の武士のゲンからきた言葉だと推測できます。 

 

ただ、戦場では、右から乗るのか、左から乗るのか、議論があって、ドラマや映画でも、馬に乗るシーンは、はっきりとしたシーンでなく、曖昧なシーンになっていると聞きます。 

 

日本の場合に、右左の関係が、他国とは違います。 

左大臣と右大臣では、左大臣の方が、高位ですが、その立ち位置、天皇を中心に右左が特定されます。 

右とは、助けると言う意味があります。 

読みも、「助ける」(たすける)と同じ「右ける」(たすける)と読みますからね。 

 

お雛様でも、現代と明治以前の時代では、立ち位置が逆になっています。 

御所の紫宸殿の前の樹木は、左近の桜に、右近の橘ですが、帝の位置から見てですので、紫宸殿の前に来ると、逆に思えます。 

 

帝から見て、天下の馬揃えをするなら、自身の左から馬に乗っても、右から馬に乗ったと言えそうです。 

能でも、能舞台では、右は「みき」と言いますので、松の木を生えています。 

左は、「ひたれ」と言いますので、日垂れる方位を差すといいますね。 

 

要するに、武士の騎乗については、分からないことが多いと聞きます。 

しかし、武運長久の戦場、馬揃えなど、多くの武士が居並ぶ場合には、同一の方向から同一の動作が求められます。 

 

刀も、右利きであっても、左利きであっても、所作は同じです。 

文字を書くのも、右に限っているはずです。 

列記とした武士なら、文字を書くのに、サウスポーはないはずです。 

役所では、1人でなく、同役が何人も、並んで文字を書きしますので、硯箱の位置や書類入れの位置が決まっています。 

 

武士の所作は、小さい時から同じようにするように躾されているはずです。 

特技で、左に刀を置いて、左手で刀を抜く暗殺剣の抜刀法も、時には珍重されるかもしれませんが、身分のある武士ではそんなことできませんよね。 

寝る時の作法も決まっています。 

利き手を下にして寝るはずです。 

 

太平の世が続いて、そうした習慣は無くなりつつあったと言え、刀の付ける位置は、必ず決まっています。 

武士が、軍政の元にある以上、集団で行動する以上、同じ所作が求められるはずですね。 

 

武士の世があれだけあったのに、未だに武士の所作が不明なことが多いんですね。 

不思議で堪りません。 

たまには、コミカルな武士の映画を見て、娯楽として楽しみたいものです。 

 

6歳児ゆうゆうは、武士が好きらしいです。 

単に映画では、イケメン俳優が多いからだと思いますね。 

ありがたいことです。 

 

親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。               

ありがたいことです。             

             

ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。               

ありがたいことです。               

               

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