あれやこれやで、私たちも夫婦になって、無事に6年が過ぎました。
2015年でしたから、今年で7度目の結婚記念日です。
特にこれと言って、何もありません。
禅の言葉、禅語の喩えなら、「無事是貴人(ぶじこれきにん)」の無事と言葉が思い出させます。
もちろん、禅語の無事は、「無事に家に付きました」の無事の意味ではありません。
臨済宗の宗祖・臨済義玄(りんざいぎげん)の語録『臨済録』の中に、「無事是れ貴人、但だ造作すること莫れ。祇(た)だ是れ平常なり」とあるのが出典のようです。
造作しないと、何もしないことでなく、当たり前のことを当たり前になるだけですね。
貴人(きにん)とは、このような無作無心の高貴な境涯に体達した人物、これを真のの道人・貴人と言う事のようです。(我が愛読書『禅語の茶掛 一行物』羽賀幸四郎著 より)
どうにか嘯(うそぶ)いて、まる6年が過ぎたようです。
山あり谷あり、内容の濃かった7年でしたね。
一年後の結婚式の前日に、娘がNICU・GCUから3ヶ月以上の長期入院から、無事我が家に帰って来てくれました。
ですから、結婚1周年は、ありがたく親子3人で迎えた次第です。
どうにか、あれから6年も過ぎました。
そんな綱渡りの我が家です。
綱渡りと言えば、数か月前に、電気会社を綱渡りしました。
電気とガスをまとめると、お得になるプランですね。
お得かどうか未だ不明です。
2022年(令和4年)1月の我が家の電気代です。(請求は1ヶ月遅れて来ます)
使用量174kwh 請求金額 4,412円
燃料費調達額208円余 再エネ促進賦課金584円 消費税401円込みの価格です。
期間は、12/13~1/16 35日間です。
我が家は、小さいながらも戸建てです。
それで、冬場を考慮すれば、5,000円以下の電気代は健闘していると思います。
子供が小さいので、無理はしていません。
ケチケチ作戦もしていません。
使わない電気を消すだけです。
それが秘訣でしょうね。
それしかありません。
仏の境地に達するのには、家の前の道を歩いて長安に進むしかありません。
禅語「大道透長安」は、心にいつも留めています。
分けのぼる麓の道は多けれど同じ高嶺の月を見るかな
和歌に喩えると、この意味と同じようです。
明石家さんまさんの「チーズケーキに喩えると」、そんなもの喩えられませんよ。
我が家の6歳児ゆうゆうは、チーズケーキが大好きです。
チーズも好き、ケーキも好き、好きと好きで大好きです。
(前に前にポッポー)
前に進むしかありません。
7年はあくまでも通過点です。
今夜は、温かい水炊きにでもします。
骨付き肉の入った白濁したスープも楽しめそうです。
我が家は、キャベツでなく、白菜でやりますよ。
ありがたいことです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。