昨日は、日差しがあって、風はありましたが、暖かでした。
春が近いのかと、思った次第です。
寒い冬には、寒い冬の楽しみもあります。
28年近く京都で独り暮らしをしていました。
京都の冬は寒いです。
俗に「底冷え」と言う言葉が、実感します。
寒い冬なればこそ、温かいモノを食する機会があります。
その中に、京都のあんかけうどんがあります。
うどんにとろみのある汁が入るタイプです。
あんかけと言えば、いの一番のたぬきうどんです。
京都のたぬきうどんは、他の地域と違います。
きつねそばでもないし、揚げ玉の入ったものでもありません。
あんかけの上に摺り下ろした生姜の乗ったうどんです。
同じ京都のあんかけの中に、けいらんうどんがあります。
けいらんとは、漢字で書けば、鶏卵の字を当てることになります。
溶き玉子のあんかけうどんです。
もちろん、けいらんそばもあります。
溶き玉子のうどんは、他の地域にもあります。
ときたまうどんです。
でも、京都のモノは、あんかけなんですね。
意外なほどに、寒い冬の京都では、あんかけが好きなんです。
王将のかに玉丼も、しょうゆベースの薄い出汁の掛かったかに玉丼が好きですね。
ケチッャブベースのモノもありますが、薄い出汁ベースのものが関西では主流となると思います。
あの感覚です。
私的には、中華丼も好きです。
あの出汁の効いたあんかけが好きですね。
そんな感覚です。
家でも、休日の賄い風のランチに、けいらんうどん作りました。
何か違和感のあるのは、中にてんぷらと揚げさんも入れています。
6歳児のゆうゆうも、嫁も食べますので、けいらんうどんに違和感があってはならじと、変化球のけいらんうどんにしてみました。
京都人は、揚げさんが大好きです。
京都のご当地グルメの衣笠丼では、お出汁で煮た油揚げと九条ネギを卵でふんわりととじたどんぶりです。
衣笠山の地形が何とも情緒のあるネーミングです。
それをイメージすれば、この手のけいらんうどんもありです。
出来合いの天ぷらを下に仕舞えば、さらにうどんの旨味がマシマシになります。
基本は、けいらんうどんです。
出汁もしっかり利かせています。
6歳児ゆうゆうも、嫁も、違和感なく食べてくれました。
もっと餡が強くてもいいでしょうが、最初の一歩はこんなものです。
両名完食です。
休日のランチは、冷蔵庫の掃除も兼ねての、賄い風が多いです。
少しの工夫で、より楽しめます。
ありがたいことです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。