週末特売のちらしを見て、嫁が桃が食べたいと言いました。
嫁の子供頃、よく食べたフルーツが桃のようです。
丈母が桃を剝いてくれていたのを思い出して、6歳児のゆうゆうにも、味の記憶の継承を計るのが目的のようです。
桃のカットは、なかなか難しいです。
すぐに傷つきます。
とりあえず、ランチの後のデザートとして食卓に上りました。

辛い後には、甘いものです。
ゆうゆうも、桃は好きですね。
ご機嫌で食べてくれました。
和食の料理の世界でも、デザートは、水菓子と言われます。
時の果物を添えて、食後のデザートにします。
大抵の果物は、決まっています。
とは言え、夏の水菓子で、定番のスイカは見たことがないですね。
高級な和食屋さんで食べるようなものでないからです。
やはり、高級なマスクメロンです。
宴会料理デザートの定番です。
酒飲みの親父が、酒の〆に甘いメロンは食べずに、片付けの下がって来たメロンをスイカ食いしたこともありましたね。
1人前10個以上食べないと、膨大な生ゴミ処理費が必要になります。
仲居さん勢ぞろいで、処分しましたね。
時折、歌舞伎の御贔屓さんの会がありましたので、有名な歌舞伎俳優さんも何度か見かけたことがありましたよ。
いろいろな事が、水菓子から思い出されます。
一番の驚きは、何度も記事にしていますが、「なし」でしょう。
漢字を知らない板場が、水菓子「なし」と書いて、それを間に受けた仲居さんが、「今回の水菓子は「なし」です」って、客さんに言って、「はい」と答えたお客も、笑えます。
ですから、料理屋さんでは、果物の梨は、「有の実」と言うのが普通です。
料理の世界でも、符丁はありますよね。
スルメと言わずに、アタリメでしょう。
寄席の世界なら、硯箱と言わずに、當箱ですからね。
セコイやシケてるも、寄席の符丁が、一般になったものです。
料理屋さんの世界でも、「お供」と言えば、「車(タクシー)」です。
それを、お客が使うと、話が変になります。
桃太郎さんがお客なら、犬と猿と雉を呼びに行くことになりますからね。
あの桃太郎さんはご来店の有無は存じませんが、柳生十兵衛さんや毛利元就さんはおいでになったことがありましたね。
あの元就様が、お忍のみだった?
いえいえ、そこまでは知りません。
女性連れでしたが、きっと奥様だと思いますよ。(知らんけど)
十兵衛様は、小さな子供と一緒の家族連れでした。(そう、ちはやの新田様ですね)
料理屋さんの個室は、いろいろとドラマが見え隠れしますからね。
個室に名前が古風な名前が付いています。
部屋の大きさも、いろいろあって、2人で使うに適した部屋の名を聞かば、もしやと思うかもしれません。
歌舞伎役者も人気商売ですから、いろいろとあるんでしょうね。(知らんけど)
自分の中での昔話に花が咲きました。
ありがとさございました。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。