スーパーでも、店頭からよく見える場所に、果物が陳列されている。
やはり、秋は食欲の秋と言わんばかりで、美味しそうな秋の幸が並んでいます。
6歳児ゆうゆうも、手慣れたものです。
嫁と一緒に、どのフルーツにするかと、虎視眈々と狙っています。
いの一番に、ぶどうとパイナップルに駆けつけます。
どこかの回し者です。
パイナップルには、大きな反応があります。
嫁曰く、そのまんまのパイナップルを買っている人を見たことがないと言います。
確かに、我が家以外にパイナップルを買っている人と接触したことがないです。
やはり、パイナップルと言えば、缶詰のパイナップル缶かカットフルーツの方を見られている方が多いです。
家でカットするパイナップルは使い勝手がいいんですよね。
甘さも酸味も、我が家では生パイナップルには勝てません。
もうパイナップル缶詰には、戻れません。
家で熟したパイナップルを家でカットすると、いろいろと楽しみも増えます。
最近では、グレープフルーツやぶどうの登場回数も増えています。
値段も手頃なモノを使っています。
そんな中、嫁があれを買ったみたいです。
あれですがな。
吉朝さんの落語「ふぐ鍋」のあれみたいなものです。
山梨の一宮のシャインマスカットです。
もちろん、お皿は、嫁愛藏のキャベンデッシュですね。
アニメワンピースの白い馬に乗ったあの方では、違いますよ。
こちらは、ウェッジウッド キャベンディッシュです。
少しでも、美味しそうに見えるように、房盛です。
色もいいですね。
もちろん、6歳児ゆうゆうは、ぶどうが大好きだと、学校入学前の校長先生との面談で、「好きな食べ物はなんですか?」という問いに、「ぶどうです」と答えたのに、私達夫婦は、「聞いてないよ」って言いたかったです。
あなたは、千鳥宗家の「本千鳥」と言うかと思っていました。
ぶどうと言われても、庶民の食卓に上る程度のぶどうでしょう。
パイナップルと言う方がありだと思っていました。
そんなイメージだったのでしょう。
とりあえず、嫁も食べたいと言って、シャンマスカットになりました。
私は、あえて値札は見ないようにしています。
知らないまま頂きました。
やはり、味といい、甘さといい、酸味といい、品がいいですね。
美味いです。
こちらは、皮ごと頂きました。
口に触ることもなく、美味いです。
6歳児ゆうゆうも、一言も発することなく、食べていましたね。
カニじゃないんだから、何か美味しいねって言ってよね。
嫁も私も何も言わずに食べていましたよ。
もちろんカニも好きですが、人様が言うほど、カニカニとは言わなくなりました。
それは、22歳の頃、私の友人が、カニを市場から買って来て、私の部屋で宴会をした時、一生分のカニを食べたような気分になって、それ以来、カニを食べたいと思う気分にもならなくなりました。
仕事で35歳の頃、社長宅で仕事の社員で、松茸のすき焼きパーティーがあって、肉は100グラム2000円の霜降り降りのお肉4キロと、2キロの丹波産の松茸を頂いて以来、松茸も人生の食べる分を一気に食べて以来、食べようという気もなくなりました。
貧乏人ですので、高い霜降りのお肉は、合いませんね。
一口目が美味しくても、続けて体が欲しません。
松茸も、少量だから美味しいのであって、部屋中、私体中に、すき焼きの肉の香りと松茸の香りが充満して、気分が悪くなりましたね。
貧乏人とは、悲しいサガです。
すき焼きも子供の頃から、さほど好きでなかったですからね。
松茸も、母が作ってくれた松茸ご飯の松茸が、程よい加減に美味かったのを思い出します。
キノコで言えば、山に入ってキノコ狩りした、はったけとか、辺りが美味かったです。
はったけの吸い物が最高に美味かったと記憶しています。
成人してからは、いい舞茸の売っていたのを買って来て、鍋にして食べた時の美味さを思い出します。
松茸が、キノコの王者ではありませんからね。
肉厚のシイタケも美味しいのは、とても美味いです。
美味しいモノは、自分で見つけたいものです。
値段の多寡でなく、自分の舌でみつけた旨味を信じたいです。
食欲の秋、初秋のシャインマスカットに撃沈です。
今年は、ぶどうの多いわが家です。
キノコ鍋も食べたいし、秋鮭も食べたいです。
秋刀魚も食べたいし、さつま芋も栗も食べたいです。
それなら、炊き込みごはんが手軽でいいでしょうね。
マスカットから、食欲の秋に、一本道に進みそうです。
今年も、我が家は食欲の秋になりそうな予感です。
ありがたいです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。