涼しくなってから、やはり、我が家ではパンの季節になりそうですね。
少し前にも、我が家のホームベーカリーが活躍した記事を書きました。
粉から練ってくれます。
焼き上がると、家の中が、パン屋さんの焼きたての香りで満ちています。
ランチの用意には、そのパンの香りと、私の点てるコーヒーの香りが充満します。
ささやかながら幸せの家庭の香りです。
焼きたてのパンを少し寝かせて、安定するまでに、サンドウィッチの用意が待っています。
玉子サンド、ベーコンレタスサンド、ハムサンド、家で作れる定番のモノなら、用意できます。
ただ、素人が作ったモノは、映えがしません。
そこで、学習する必要もありますね。
嫁所蔵の一冊です。
坂井 宏行の鉄人のサンドイッチ読本 (中公文庫ビジュアル版)です。
学べて使える手法と使えない手法がありますが、少しの参考になれはありがたいです。
学習能力が低い私とても、いずれはこんな風に作りたいと思わせるお手本がいっぱいです。
鉄人と言えば、番組の『料理の鉄人』でしたね。
懐かしい感じがします。
私は、番組内で北大路魯山人の愛弟子と言われていた平野雅章さんのコメントが好きでしたね。
愛弟子と言うより、お世話した秘書さんですね。
多岐にわたって天才ではあった魯山人ですが、どうも性格的な部分で人間として欠落があって、晩年独り寂しい時をすごすことになった。
その蔭の部分も冷静に見て来られた平野氏の解釈は、冷静沈着にして、客観的に見分力と正しい判断が、何より好きなところですね。
料理のコメントも、とても好きでしたね。
デスクの傍らに置いている、我が愛読の書『魯山人味道』も、平野さん編ですね。
平野さんを通して見る魯山人像は、魯山人の料理とは何か、魯山人の食の原点とは何か、いろいろと見えて来るモノを感じますね。
私の作るサンドウィッチを、家族して休日のランチに食べる。
ささやかながら、幸せな時間であり、貴重で大切な時間と、体得すれば、自ずとありがたいと感謝の念でいっぱいになります。
買って来たお店のサンドとは、何か違います。
もちろん、お店のサンドには味では到底かないません。
それでも、何か違う味を見出せます。
娘の食べている姿を見て、いろいろと感じさせられます。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。