時期は、少し前の事です。
嫁が仕事場の帰りに、筍を買って来ました。
嫁の仕事場は、山の中です。
資材センター的な場所で勤務しています。
元々、子供が出来た頃には、京橋のオフィス街のオフィスビルに勤務しておりました。
JRや京阪なら、駅から濡れることがない屋根のある歩道橋の象徴的です。
産休明けに、本来京橋に戻るべき筋を、センターの人員不足で、懇願されて山の中に勤務です。
社員の中で、一番近かったと言う説もありましたが、こじつけでしょうね。
40歳を越えて、突然結婚して、突然子供が授かったことに対する嫁に対するやっかみでしょうね。 (ちょっと、言い過ぎました)
よくある独身女性の多い職場です。 (大奥のお局様健在です)
でも、これ幸いで、残業はないし、子供の保育園やら学校やらの行事に有給取りやすくなったのも、我が家にはありがたいことです。
子供との時間も確保しやすくなったです。
嫁の友達に言うには、都落ちならず、都上がりと言っています。
嫁の仕事場の前に、無人の販売所で時折設置してあって、そこで筍ゲットしてきました。
市販価格の1/3~1/5の価格で買って来ます。
今年は、筍の裏年で、仕事場の竹藪では、ほとんど筍が採れなかったみたいです。
それが、破格の特売価格でゲット出来てこれ幸いです。
そろそろ5月中旬ですから、孟宗竹の旬はそろそろ終わりです。
初物の対比するのが、終物(しまいもの)です。
名残の終物の筍です。
5月の初旬の終わりに手に入れたので、筍ごはんにしました。
7歳児ゆうゆうが、今年は筍ごはんが食べられなかったと、怒っています。
それならと、具沢山の筍ごはんにしました。
筍、人参、揚げさん、鶏肉、じゃこ天、これらが3合のごはんに対して、多過ぎるほど入れています。
もちろん、白出汁ベース、摺り下ろした生姜たっぷり、おこげ作成の為の隠し味の牡蠣醤油投入、天には刻んだ大葉の盛っています。
ゴロっとした筍、ゴロっとした鶏肉、じゃこ天と生姜がいい仕事しています。
めちゃくちゃ、出汁が効いて美味いです。
最近我が家のマイブームは、炊き込みごはんですからね。
いつものように、おこげを7歳児の娘と取り合いです。
娘がおこげを食べると、至福の表情です。
筍が、意外に柔らかいです。
シャキシャキとして、口の中のリズムがいいです。
咀嚼音が、何ともいいですね。
もちろん、余れば、おにぎりになります。
賄いやきめしも美味いですが、私は湯漬けが食べたいです。
お茶漬けならぬ、出汁たっぷりのお湯を掛けただけの湯漬けです。
ある意味、戦国武将になったような気分がします。
でも、こんな美味い湯漬けは食べていなかったはずです。
美味過ぎです。
こんな美味い終い物に感謝です。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。