''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

我が家の食卓ものがたり  そろそろ終いの筍ごはん

今年ほど筍の当たり年は、未だかってなかったです。
嫁が仕事場で、ほぼほぼ毎夜持ち帰って来る筍の下処理を思えば、それからの解放でもあります。
とは言え、少量ながら、毎日筍を料理する担務の私てしては、なかなかの試練がありましたね。


筍料理ですが、365日続くことはないですが、365日と言えば、辻留の辻嘉一著の『味噌汁三百六十五日』を思い出します。
京都の三条 懐石料理店・辻留の代表 辻嘉一氏の本ですね。
同じモノを使わないのが、ルールでしたね。
そんなことできるはずもないと思うのが、凡夫です。


とは言え、4月のこの1ヶ月、毎日筍三昧でしたね。
作り手としても、なかなかの試練です。
筍料理と言えば、筍懐石もお手伝いていたので、八寸、先付け、酢の物、焼きモノ、揚げ物、炊合せ、筍ごはん、筍の椀と続きます。
ただ、1回なら美味しく食べますが、これが毎日となると、話は別です。


家庭で作る筍料理も限界があります。
ですから、作るものを吟味して、毎食に耐えられるものにしてみました。
やはり、究極は、筍ごはんと、筍の煮物、それに筍の炒め物です。
その中でも、筍ごはんは、週末になると作ります。


これが、我が家の終いの筍ごはんになりそうです。
具材も、いろいろと吟味しています。
具材も、筍、鶏肉、人参、揚げさん、キノコ、じゃこ天、そして、冷蔵庫の常備の干しエビです。
すぐに手に入るモノばかりです。


味付けも、いろいろと工夫して、少し鶏肉と筍の加減を加味して、甘い目の牡蠣醤油を多い目にして、「かしわ飯」をイメージしています。
白出汁もタップリ入れています。
すりおろしの生姜も、驚くほど入れています。
炊き上がった筍ごはんの香りは、筍、鶏肉、出汁、醤油、干しエビ、そして生姜です。
4合ほど一気に炊きますので、冷めても美味しいと言うコンセプトは常に必要です。


時に、おこげの所を、娘と取り合いして、おにぎりに、湯漬けに、チャーハンにして頂きます。
味変の筍ごはんのチャーハンも、これまた美味いです。
とりあえず、出汁が効いていないと美味くありません。


これで、4月には、4回ほど筍ごはんを作りました。
何度作っても、まだまだ完成系があるとようにと、精進しています。
まだまだ、未熟者です。
とは言え、毎日食べても、飽きないですね。


筍の煮物と言えば、この時期の若竹煮がメインです。
でも、鶏の手羽元と炊合せも美味いです。
油分がない分、油物と合わせても美味いです。
筍ごはんなら、揚げさんと鶏肉の皮は、必要不可欠です。


若竹煮も、京風にして白出汁を効かせて、色は付けません。
これなら、8歳児ゆうゆうも毎日食べてくれます。
田舎風に味濃く作ると、どうも食べが悪いです。
田舎風と言っても、よく普通に食卓に出るような筑前煮やがめ煮風ですね。
田舎風ですから、もう少し味をしっかり付ける感じです。


筍と言うのは不思議な食べ物です。
この旬の時期に食べると、これまた美味いです。
穂先の柔らかい所と、根元のかたい所、どちらも美味しいです。
切り方を変えて、いろんな料理にしています。


血液が綺麗になったような気がします。
4月が終わって、水煮の筍も、あと1つで終わりです。
よくも毎日筍三昧したかと、自画自賛です。
ありがたいことです。


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