''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

我が家の食卓ものがたり 時短手抜きの休日ランチの「親子丼」の一杯

休日のランチは、いつも迷いがあるものです。
食事の担務の私にも、休日ランチの担務が残っています。


なるべき時短手抜きを心得てしています。
「隠密同心心得之條」が思い出される世代です。
大江戸捜査網』で毎回使用される有名な決戦モードのナレーションが入ります。
最後に、「尚、死して屍拾う者無し!死して屍拾う者無し!死して屍拾う者無し!」繰り返します。
不思議な時代劇でしたが、このシーンは毎回好きでしたね。


まずは、司令塔の「内藤のお殿様」に代わる我が家の冷蔵庫と相談です。
何を作ろうかと知恵を絞ります。
消費期限が明日に迫る「鶏むね肉」を発見です。
夜に、唐揚げにしようかと模索していました。

それを急遽、親子丼にしようと画策です。
鶏むね肉なら、少しパサつきますが、そこは私の力でふんわりさせます。
秘技 あれしてこれして です。
鶏の臭みを気になるなら、生姜と酒です。
1人用の丼鍋はありませんので、中鍋一つにして、3人前を作ります。
出来上がりは、綺麗に仕上がりませんが、家でのランチなら、問題ありません。


中鍋に、お湯を張って、そこに白出汁、麺汁入れて、酒と生姜を入れてから、玉ねぎを刻んで、最後に鶏肉を並べます。
しっかりと過熱しないとこの時期は、食中毒が気になります。
我が家には、8歳児のゆうゆうが居ますので、確実に危険を回避しています。


8歳児ゆうゆうは、汁ダクを好みません。
注意して丼に盛り付けます。
天に彩のネギを盛りました。


そうそう、丼と言えば、鶴瓶・上岡パペポTVの丼の話を思い出します。
「他人船」(作詞:遠藤実,作曲:遠藤実)の作詞の話を思い出します。
他人丼と他人船の逸話です。(ほんまかどうか知らんけど)
昭和歌謡曲会の偉人の遠藤実さんです。
ミノルフォンレコードの社長さんでもあったと上岡さんが言って居られましたね。
よく有ることですが、店内に「親子丼ぶり」「他人丼ぶり」と「丼ぶり」と書いてあるのがあると言っていましたよね。


それじゃ、「おやこどんぶりぶり」、「たにんどんぶりどり」になりますからね。
でも、「丼」一字でも、「丼ぶり」と送り仮名が入っても、どんぶりと読みますからね。
日本語は不思議です。
「話」と書いても、「話し」と書いても、同じように読みますが、使いシーンが違うと思います。
ですから、上岡さんが言ったように、この場合では、「親子」、「他人丼」の使い方の方が読みやすいですね。


上岡さんのパペポで聞いた知識を今でも、思い出します。
耳学問ですが、いろいろと使えます。
YouTubeでの、故横山氏の弔辞の件は、何時聞いても、笑いと涙を誘います。


笑いとは「緊張と緩和」なんですよね。
美味い事言いますね。
枝雀さんあたりも同様の事を言われています。


私の中で、芸の中の笑いとは、泣きと同居するモノだと考えます。
泣き笑いこそ、最高位の笑いだと思っています。
そう松竹新喜劇藤山寛美の究極の芸です。
泣いてからの笑い、マイナスの奈落の底からの、一気にプラスの笑い、また逆も同じです。
谷から山へが、笑いのフェーン現象でしょう。


横で8歳児のゆうゆうが、美味しそうに食べています。
子供食べますので、甘味は少し強くして塩味を薄くしています。
出汁は、白出汁でしっかりと効かせています。
大人が食べると、少し物足りないですが、濃い味に慣らすと健康に良くないです。
この辺りが、難しいところです。

 

洪自誠の『菜根譚』の中に、「醲肥辛甘(じょうひひんかん)は真味にあらず 真味は只だこれ淡なり 神奇卓異は至人(しじん)にあらず 至人はただ是れ常なり」とあります。


醲肥辛甘(じょうひひんかん)とは、濃厚な酒、脂のよくのった肉、辛いもの、甘いものです。
本当に美味しいのは、淡、私の中ではあっさりしたものですね。
魚なら、赤味のマグロよりも、白身の鯛、もっと言えば、河豚(ふぐ)でしょうね。
てっちりは、美味いです。
河豚雑炊は、美味過ぎます。(雑炊の横綱です)


濃い味に慣れると、本当の旨味を感じ取れなくなります。
親子丼は、鶏肉の美味さと、玉子の美味さ、そこにごはんの旨味が、三位一体の攻撃になって、旨味を感じます。
大人としては、もう少し味を濃くしたいところです。(濃すぎな程度にして)


8歳児ゆうゆうは、吉野家の牛丼が大好きです。
あれば、外国産の牛肉だから合う味です。
和牛ならもう少しあっさりさせても美味いと思います。
すき焼き丼は、味が濃すぎます。


「すき焼き」よりも、「牛鍋」が好きです。
ぐつぐつ似ている牛鍋ではありません。
出汁を張って、赤味の肉と豆腐と牛蒡、そしてネギだけのシンブルな味わいが好きですね。
食通が食べるような「魯山人風のすき焼き」とは、また別物です。
時短手抜きで作れると程度がいいいです。
ありがたいことです。


親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。               
ありがたいことです。             
             
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。               
ありがたいことです。               
               
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。               
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。               
ありがたいと感謝です。               
               
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