いよいよ、11月もあと残す所数日です。
すると、師走の12月に突入します。
何となく、12月は慌ただしいです。
播州人には、赤穂浪士討ち入りの控えていますので、中日の14日あたりになると、更にソワソワします。
極月半ばの14日です。
とは言え、昭和のテレビと言えば、12月になると、どこのテレビ局でも、映画かドラマで、「忠臣蔵」やって居ましたからね。
事件から月日が320年余り経ると、平成の終りから令和に掛けて、若い方も知らないと言う事になりそうです。
って言うか、アニメの影響もあって、刀剣ブームですから、意外にこうした討ち入りの事件も、若い俳優さんが出られると、時代劇ブームもあるかもしれません。
時代劇と言い、大河ドラマと言い、戦国と幕末にそうした人気が重なります。
ただ、江戸中期の元禄となると、まるでバブルみたいな大富豪の商人の力がマシマシになりますからね。
武士道と言うモノが、形骸化されて、何か古臭いと感じる時代です。
その分、時代劇を支えるドラマとしては、架空の話や架空の登場人物が、ドラマの主役になって来ます。
大抵の時代劇は、嘘が多いです。
落語とかもそうですが、町人が字の読み書きが出来ないと言うのは、嘘ですね。
都市部では、識字率も80%近くあったと聞きます。(実際の調査は行われていませんから、分かりませんけどね)
どこの街でも寺子屋的な学習機関があるし、丁稚奉公に出ても、読み書きそろばんが出来ないと商人にはなれません。
また、植木屋などの職人も、請求書を作ると言う作業が必要です。
読み書きできないと、報酬を貰う事が出来ません。
落語の『植木屋娘』と言う話でも、植木屋の主人・植木屋幸右衛門が字が書けないので、代筆して貰うと言う設定ですが、そんなことはないと思いますね。
落語の方は、代筆を寺の居候伝吉に手伝ってもらう事から、伝吉と娘のおみつを夫婦にしようと言う事になってとよくある話です。
でも、伝吉は分け合っての居候で、五百石の家督する身分のある方です。
ところが、おみつの腹に子が出来たと言う事になって、もちろん、相手は伝吉です。
子供が出来たら、その子供を五百石の侍にしたらいいと言い出して、次の子を植木屋を継がせると、植木屋秘伝の「接木も根分け」と繋がってオチになります。
少し強引な噺です。
でも、そんなに上手くは行きません。
母になるおみつが、納得しないと思いますよね。
あくまでも、机上の空論です。
私の方は、マグロを言うほうの食う論の話です。
やっと話も戻しました。
晩酌用にちょい盛のマグロの刺身の小鉢です。
量はそんなに必要ではありません。
9歳児のゆうゆうが、マグロ好きですから、多めに盛ってやります。
ゆうゆうは、本当に魚好きです。
刺身も大好きです。
魚の種類もいろいろと言えるようになっています。
マグロを冊で買って来て、家で刺身に切ります。
余り刺身をパックにしたモノを買って来ないので、どこの家でも父が刺身にすると思っているのかもしれません。
大葉を一枚敷くと、彩がいいです。
11月も終わりになったので、燗酒もいいですね。
量は、半合~1合程度でいいです。
半合(半升)と言えば、飲み屋さんでよく見かけるモノがありますね。
「春夏冬二升五合」ですね。
読みは、商いますます繁盛です。
春夏冬は、秋無い(商い)、二升は、升升で「ますます」、五合は半升(繁盛)です。
ゲンがいいですね。
強引に繁盛と半升を掛け合わせた遊びです。
これも、字が読めないとダジャレが通じません。
もちろん、江戸では、寄席も多かったと聞きますので、落語の和などの教養も、落語から知り得た知識だともいう方が居られます。
確かに、江戸時代では、中国ブームや和算ブームなど知的ブームがありました。
他国とは違う独特の庶民の文化の下地も、やはり、教育のベースがあったので、明治に入ってからも、飛躍的に学校教育と支持率がアップしたモノだと、推測されますね。
やはり、国家の基本は、国民であり、国民の識字率の高さが、繁栄の一因だとも思われます。
国際紛争も、貧困や社会的格差の問題も、途上国では、問題になりますが、最初に教育に資金と人員を当てるのが、結局一番早いと思いますね。
国際紛争にも、日本が後々に支援復興できるシステムを持ち合わせていると思いますね。
その国の方が、自分たちで更なる発展を出来るシステムがあるはずです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。
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