温かくなると言いながら、3連休では、大阪で珍しく雪が舞いました。
そりゃ、寒いはずです。
3連休の後は、少し温かい日が続いていますね。
三寒四温と徐々に春がやって来ます。
花をのみ待つらん人に山里の雪間の草の春を見せばや BY 藤原 家隆
この時期に思い出すのは、やはり、この和歌ですね。
春待ち遠しいと言いながら、目線を下げた所にも春は来ています。
風そよぐ ならの小川の 夕ぐれは みそぎぞ夏の しるしなりける BY 藤原 家隆
家隆卿の夏の和歌も好きです。
リズミカルな言葉の配置が、心地よいです。
そんな和歌の世界とは、全く別の世界に誘うとすれば、やはり、食の世界です。
寒いなら、温かい汁物で体を温めたいです。
それが人情でしょう。

具たくさんの豚汁ベースの粕汁です。
白味噌を使っています。(イチラーですから、一味唐辛子フリフリしています)
出汁も少し濃い目にしています。
熱々で、口が切れそうな蒟蒻が、インパクトを与えてくれます。
豆腐もいいですね。
兎に角、体が温まります。
私の横で、9歳児ゆうゆうが、粕汁を啜っています。
「あったかい」と言いながら、飲み干してくれました。
燗の酒を一緒に呑みます。
豚汁ベースも美味いです。
味噌を使わず、塩ベースにしてもいいし、いろいろと工夫が出来るのが、粕汁ですね。
もちろん、鮭アラで頂くのも美味いと思います。
若い頃、料理屋さんでアルバイトしている、開店前に賄いの食事を頂くことがありました。
よく出たのは、鮭アラの味噌汁です。
仕込みで鮭が使われると、決まって味噌汁は、鮭アラの味噌汁です。
それまで、鮭アラ汁がこんなに美味いモノとは知らなかったです。
それ以来、鮭の粕汁も食べたくなります。
9歳児ゆうゆうは、鮭が大好きです。
特に朝食の鮭ごはんが大好きです。
鮭の焼き魚の身をほぐしたものを、ごはんの上に盛って食べています。
シラスも、シラスごはんにして頂くことを好みます。
9歳の女の子にしては、通な食べ方を好みます。
そんな事言うと、誰に似たのかと、嫁の独り言が入ります。
製造責任者の2人の責任のなすりつけ合いです。
ここは、家庭の平安の為に、自分の責任だと言うしかありません。(笑)
娘のゆうゆうが、魚好きなのは、ありがたいことです。
鰯も、鯖も大好きです。
刺身も好物です。
食べ物や食生活は、大事です。
人間の体は、食べ物から摂取して、体を形成しています。
肉も魚も野菜もバランスよく食べたいです。
その為にも、食事の用意は、私の担務です。
基本私が食べたいものを作っています。
寒いと言えば、温かいモノでしょう。
汁物は、いいですね。
特に粕汁は、酒粕の風味があって美味いです。
また作ってみたいものです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。
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