''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

嫁の戦利品  鶴屋八幡の「百楽」

いよいよ、3月になりました。
月日の流れは早いです。


昨日といい今日と暮らして飛鳥川流れて早き月日なりけり


古今和歌集春道列樹(はるみちのつらき)の和歌を思い出します。
それとも、飛鳥川釉薬の流れを思い出しますかね。


飛鳥川」と言えば中興名物、小堀遠州によって、本歌取りされて銘が付いた有名な茶入れですね。
現代人からしたら、ダジャレに感じますね。
でも、釉薬の垂れを流れに見立てて、飛鳥川の和歌に持って行くのは、知性のあるダジャレかもしれません。


中年親父は、ダジャレが大好きだと聞きます。
タツや椅子から立ち上がろうとする時、「よっこい正一」と言ってしまう世代です。
ひょうきん族のさんまさんの刷り込みだと思います。
7つ下の嫁は、初めて聞くと揶揄されます。


横井正一さんを知らないと、成立しないギャグですからね。
「恥ずかしながら」と敬礼されて帰って来たある意味偉人です。
ちっとも恥ずかしい事はないですからね。
生きて日本の地に足を踏み入れられなかった多くの同胞の無念を抱いて、帰ってこられました。


それから、小野田さんも同様に、戦後になって、日本に戻られたある意味偉人です。
対になっている方かもしれませんが、将校として見識のあった小野田さんの話は、とても感慨深いです。


その偉大な横井さんを、ギャグにするんですから、いつもので反戦的な思考が世の中にあっていいと思います。
ジャングルのサバイバルの暮らしの中で、逞しく生きて来られたのは、いろいろと経験が本になっていますね。


先日、嫁の職場で頂きモノがあったので、お裾分けに預かって、それを家族が更にご相伴しました。
久しぶりに頂いた名菓です。

鶴屋八幡の最中「百楽」です。
つぶ餡の方の百楽です。
最中の皮も上品でつぶ餡がねっとりとして香りといい甘味といい、品よく仕上がっています。
大阪の銘菓です。


9歳児ゆうゆうも、一緒に食べましたが、恍惚の表情を浮かべます。
千鳥屋宗家の本千鳥とも、少し違った表情です。
甲乙の順列はありません。
最中がお好きなら、百楽、上品な饅頭がお好きなら、本千鳥手です。


渋めのお茶が合いますね。
私好みなら、茎茶の雁が音ですよ。
ほうじ茶の雁が音もチョコのような香りがして、これまた美味いです。
でも、餡モノなら、緑茶の雁が音です。


板チョコのように切れ目が入った居ますので、4つに割って品よく頂くのが、お薦めです。
お作法通りに、9歳児ゆうゆうも、食べています。
喉に両手を添えて、「うーん、こりゃ美味い」、そんなギャグも要りませんよ。

 

また、茶席で、「結構なお点前です」を少し笑いに変えて、「結構な男前です」と言う給食の鼻から牛乳的な下品な笑いも必要ないです。
茶室の畳が抹茶で緑に染まっては困ります。


百楽という文字はいいですね。
我が家では、上本町の中華屋さんのイメージです。
でも、百楽には、「多くのしあわせ、多くの楽しみ」という意味があると聞きます。
中国の書「荀子」の中には、「名君は先ずその国を治め、然る後その中に百楽を得べし」という一節があり、ここに由来しているとも聞きます。

 

今の政治家に聞かせてやりたいです。
まず国民を幸せにすることが最優先です。
族議員などの特定の利益団体の利益が最優先になっています。
大ナタを振るえるリーダーの出現を念じるしかありません。


今の総理は、無理です。
世界政治の中では、米国のトランプ大統領的に強引な手腕も時に必要です。
トランプ大統領の政策の良い悪いは別にして、すぐに問題に手を付けるのは、リーダーとして必要です。


欧州や中国の進めるEVは、大失敗ですよね。
ある意味、大量の化石燃料を使って電気を作ってのEVは、とても環境に悪いのを分かっているはずです。
やはり、既存の内燃機関のガソリンや軽油を使っての自動車が、今のところは、結局環境にいいと言うのが、多くの専門家の意見だとも聞きます。


そこに、政治としての思惑が働いただけですね。
利益を確保する手段です。


日本でも、これだけ米価高騰しているのに、政府は備蓄米放出と言うだけで、市場の米価価格は下がっていません。
そこには、利益を優先する組織や団体が、政治家と繋がっているからでしょう。
多く人を苦しめての政治は、無用です。


親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。                
ありがたいことです。              
              
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。                
ありがたいことです。                
                
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。                
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。                
ありがたいと感謝です。                
                
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