''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

水の都 大阪京橋あたり

江戸時代、江戸は八百八町といい、大坂は八百八橋と言いました。
八百八とは多いことの意味合いで本当にそんなにあったかは不明です。
でも橋が多かったのは事実です。当時、橋は少なかったですね。費用がかかることが第一の原因です。

大阪に橋や堀が多いのは幕府が作ったものでなく、民衆が作ったものです。大商人を中心として私費で橋がかけられています。そのため橋が多いのです。もちろん、維持費も莫大です。それを出し続ける必要があります。確か今の大阪城も市民の費用で再建されたように聞きます。政治に頼らないそんなすばらしいところが大阪にはあります。
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大阪と言えば「くいだおれ」です。太郎や次郎は店先にはいませんが、「くいだおれ」は大阪を象徴する言葉です。多くの方が「くいだおれ」は、「食い倒れ」と思われていますが、語源は「杭倒れ」です。杭とは、堀を維持する杭です。堀を維持すのに莫大な費用が必要でした。そのために身代が傾くことがあります。大阪=がめつい商売を思われますが、商売の儲けは私利私欲でなく、公共にも貢献されていました。この辺がすばらしい。
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大坂には河や縦横に堀がめぐらされています。米・塩・特産物と日本中物資がこの大坂に集まります。日本の台所とも呼ばれたと学校で習いましたよね。米相場なんとのも世界で最初の相場がこの地で始まります。金融の中心でもありました。江戸は金を利用しました。でも大坂では銀をよく利用しました。ですから金融世界では、今でも金行でなく、銀行です。

難しい歴史の話は置いておいて、私は都市部に水路があるのが、大阪の好きなところです。
それも川としてでなく、今も船が行き通う生きている川です。京橋を大阪城に向かう途中に川を船が荷物を引いて行きかいます。もちろん水上バスも走っています。なんとも落ち着く風景がそこにはあります。水を見るとどういうわけか落ち着きます。マイナスイオンがどうのこうのと、科学的な理由でなく、精神的に落ち着きます。
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堀をはさんで大阪城が見えます。絶景です。天下の大阪城です。
大阪城の周辺、銀杏がきれいですよ。
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まっ黄色です。きれいに色づいています。銀杏を拾う人もいます。
今日は銀杏煎って食べるのも趣向があっていいですね。
塩を付けて頂くのもちょっと大人の晩酌タイムかもしれません。
日が沈むと急に寒くなります。

用事も済ませて早々に京都にトンボ帰りになりそうです。
でも、JR京橋駅前の串カツの「まつい」には顔を出して帰ることは忘れません。
大瓶ビールと串カツ(キスカツ、ハムカツ)、湯豆腐、厚揚げ、すじ肉の内容で、軽く立ち寄り、御代は1080円でした。15分ほどの癒しの時間と相成りました。

そうそう、そば屋を出てから面白いところに寄った話が抜けていますね。
それは明日にでも記事にされてもらいます。
用事を兼ねて、大阪で休日をすこし楽しみました。もう少し時間があればと思いながらも充実した濃い1日でした。楽しい時間に感謝です。ありがとさんです。

最後まで読んで下さった心ある方にこころよりお礼申し上げます。
ありがとさんです。