''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

御香宮に見る伏見城

伏見は、水に関する事柄が多いです。伏見の語源は、伏し水(ふしみず)から来ていることは私のブログでも何度か書いています。水に関すると言えば、御香宮を離すことが出来ません。神社さんですね。昨日も参拝に出かけましたが、長蛇の列に参拝の意欲を欠いて、同神社内にある桃山天満宮に参拝しました。浮気者ですね。参拝に30~40分待つより、誰もいない桃山天満宮さんにお参りした方が、ご利益ありそうでしょう。
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ここの御香宮さんのお庭も素晴らしいです。
小堀遠州作と言われています。小さいながらも趣のある庭です。小堀遠州はお茶の方が有名ですね。茶人です。また、伏見奉行でもありました。作事(建築)を得意としたようですね。

もちろん1万石を超える大名(近江小室藩)でもあります。妻となる正室は、藤堂高虎の娘という関係になります。名は、正一若しくは政一というようです。

遠州と言うのは官名が遠江守(とおとうみのかみ)なので、俗に小堀遠州と呼ばれます。
遠江を「とお・おうみ」と呼びます。近江と区別するために、古来からそう呼ばれています。発音は「とおとうみ」となります。

話は戻って、駿府城名古屋城と御所と建物だけでなく、庭の作事にもその才能が花咲きます。茶人としての庭作りが生かされています。禅の道にも長けています。名だたる寺の庭も手がけている才人です。
師は古田織部です。茶道、庭、茶室とその教えは伝わっています。

この神社のお庭は小さいです。でも、そこは茶人の数寄者の庭です。心落ち着きます。
5月頃うかがって、窓を開け放ち、緑の萌えるお庭を、縁側に腰掛けて過ごしたことがあります。
四季の移ろいと緑の香り、心地よい木漏れ日と、頬に心地よい新風を感じます。
知らぬ間に2時間近くの時間が経っていました。
心地よい庭です。この時期は少し寒いので、窓は開けられませんね。
新緑の時期に是非どうぞ。
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この御香宮の正門は伏見城の大手門であったと言います。
移築されてこの神社の門になっています。大変立派な門です。
以前にお西さん(西本願寺)の日暮門も紹介しましたが、あの門も伏見城の門です。
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http://blogs.yahoo.co.jp/kantoshoue/13330248.html ←国宝の日暮門(唐門)
いろんな所に、歴史のエッセンスが詰まっています。
もちろんこの神社さん、鳥羽伏見の戦では陣地になっています。敵は200メートルも離れいない奉行所が相手の陣地です。壮絶な戦が行われて場所です。近くの料理屋には鉄砲の跡が今も残っています。
http://blogs.yahoo.co.jp/kantoshoue/6965010.html ←鉄砲の銃弾痕

こんな伏見ですが、日々穏やかに過ごしています。
楽しい正月が続いたことに感謝です。
明日から仕事です。日常が戻って来ます。体重もすこし戻りました。
また、適正体重に向けて、すこしだけ頑張ります。3日もあれば、戻します。
簡単ですよ。気持ちが大事です。

最後までお付き合い下さいましてありがとさんです。