''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

「小倉名月」に見る満月とは。

長岡京市にある㈱小倉山荘の揚げおかきです。
同じフロアーのOさんからの差し入れです。
よく頂きます。いつもありがとさんです。この場を借りてお礼を述べます。

おかきや煎餅と言ったちょっとしゃれたネーミングと包装、パッケージとよそ行きのお菓子です。いろんな種類が使われています。
京都にあって、京都を意識させるネーミングの妙がそこにはあります。
百人一首をテーマにしたものや源氏物語をテーマにしたものと名づけには事欠かない京都です。
イメージ 1


「小倉名月」には梅、水仙、もみじと四季を通じて見る満月のイメージなんでしょうかね。
嵐山に見る満月もきれいです。
和のかなで(KANADE)る、みやびな感じもいいです。
琴に、笛に、時に琵琶の音に古(いにしえ)人のリズムを感じます。
思いに耽(ふけ)る楽しみがあります。

イマジネーションを働かせながら、満月を見る。
ミヤビックスです。(みやびとmaxのかんとうしょうえの造語です)
ハピネスさん、満月はフランス語でPleine luneと言うようですよね。
KANADEにアクセスして見て下さい。素敵な現代の雅な和と洋のコラボです。

昨日紹介した阿倍仲麻呂も月を見て、郷里の月と同じ月と望郷の念を一人感じます。
物悲しいそんな月です。
月見ながらドンちゃん騒ぎは似合いません。

盃(さかずき)に一人手酌か、綺麗な女人に酌されてのしっとりした月見です。
幻想です。夢幻です。

現実には、窓から寒空に燗酒の手酌酒です。
菜の花のお浸しと満月に見立てて、二つに切った味付け卵で月を愛でるのはどうでしょう。

「菜の花や 月は東に 日は西に」 与謝蕪村の俳句を思い出します。

もう少しで黄色い菜の花が咲きます。
食材に菜の花が出回っています。
季節を食卓で感じます。

からし和えにするか、いやいや煮魚の添え物にするか、ここは主婦の想像力の見せ場です。
パスタにする手も、ありんすね。
だし汁に漬けての煮びたしも、またおかしです。

今日は、お菓子のネタでしたよね。
「小倉名月」は直径7~8センチの揚げおかきです。
ぼんち揚げを上品にした感じです。
とても雅(みやび)です。(ミヤビックスです)

味付けも少し控えめです。
「インひー」がいいですよ。
サクサク感と口解けが優しいです。
京都の雅な香りと味がこの一袋にあります。
ご馳走様でした。

忙しさにかまけて月さえ見る間もないかもしれません。
ときに天を見上げて思いに耽(ふけ)り、自分の声に耳を傾けて、自分とゆっくり語らうことも必要です。そんな月の見方もありますよ。
こんな時間に感謝です。ありがとさんです。
思わぬところで「小倉名月」で月見が出来ました。

最後までお付き合い下さいまして、本当にこころより御礼申し上げます。