''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

ローカル線の旅に魅せられて。

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数ヶ月前頃、仕事を遅く帰り、午前1時はとっくに過ぎていた頃であったと思います。
深夜にローカル線の旅の番組をやっていました。電車の最前列の運転席から撮った映像を流し続けている番組です。ときどき見ることがありました。

最近は早い目に帰りますので、生活の時間がほんの数時間早くなりました。
その頃、番組の名前も放送時間もしらず、晩酌がてら、何も考えず走り続ける電車の運転席からの風景を覗き続けていました。

この番組面白いのはナレーションが入っていません。

駅の通過には駅名が表示されるだけです。印象的だったのは京都の北部、宮津舞鶴、福知山方面でしたね。同じ京都に住んでいても北部の方に電車で行ったことは数えるぐらいです。

トンネルが多いこともびっくりです。5~6分もトンネルの映像が流し続けられていることにもびっくりです。そこから見た人は地下深くに落とされたような感覚を覚えるのに違いないです。
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鉄道マニアではありませんが、時に電車の旅、いいですね。
時間があれば特急でなく各駅停車の旅も趣があります。

あー「遠くへ行きたい」と思います。

現実には、旅行に行く時間はありません。
時々テレビから見る車窓に心ときめくような感覚を味わえます。
自家用電車の特等席です。
それも晩酌付ですからね。温かい湯豆腐がそこには用意されています。
電車の窓から見る風景は、田舎育ちの私にはどこにでもあるような風景に感じます。

渓谷や富士の山並みはないごく田舎の単線の電車からの車窓です。
春先の録画でしょうね。桜がきれいに咲いています。
こんなところにもこんなところにも精一杯は桜が花をつけています。

人に見られることもなく咲く山桜、でもきれいに咲くことに手を抜いたりしません。
誰かに褒められもしません。桜が桜としての営みを行っています。

車窓から見える風景に四季を感じます。
花々の息吹を感じ取れます。

そんな非日常に人は旅行に行きたくなるのかもしれませんね。
新幹線で行く旅行もワクワクしますが、ローカル線で行く電車で行く旅行も憧れます。
電車を駅で待っていると、ふと向こうの電車に乗ってやろうかという衝動に駆られます。
どこ行くかも知らないそんな電車に憧れますね。
決まりきったいつもの通勤もふと寄り道したくなることもあります。

次の休みは、あてのない電車の時間を過ごしてみるのも悪くないかと頷いてしまいます。
非日常に癒されます。遠くに行かなくても非日常はあるものですからね。
気持ちを上手にコントロールして暫しの逃避行です。

天気がいいと、電車でどこかに行きたいと感じる今日この頃です。
そう思える「心のゆとり」のあることにありがたいです。
こころ穏やかに過ごせますことに感謝を添えたいです。

最後までお付き合い下さいましてありがとさんです。