五条高瀬川付近からの夜桜模様。

五条大橋を西に渡ると洛内、つまり京都、碁盤の目の中です。
橋を渡った角に公園があります。
そこを北に上がります。木屋町通りです。

この通りの横を高瀬川が流れています。小説にもありますよね。
二条より上、冷泉通りの疎水、夷川の発電所付近から、高瀬川は始まります。
ここを昔は舟が荷物や人を乗せて往来していました。
でも今は水が静かに流れています。

ここに桜が200本ほど植えられています。
なんとも情緒があります。

古都の町並みと高瀬川の清らかな流れと桜です。
枝ぶりも踊りの舞の伸びた指先のようです。
しなやかで凛としています。

枝と枝が微妙に間を取っています。
今この高瀬川、川面にライトが忍ばせてあります。
ライトアップです。
なかなかやりますね。

漆黒の闇に桜の花と枝が浮かび上がります。
幻想的とも言えますね。
桜の咲きは3～4分というところです。
この週末には8分を超えそうです。

花冷えとも言われましたが、天気の予報ではこの週末までは暖かい陽気となるらしいです。
春の穏やかな日差しに誘われて、桜も人も集います。

自然の摂理に言葉は要りません。
心も軽くなるような感じがありますね。

こころ穏やかに過ごせそうです。
ありがたいと感謝の気持ちを端に添えて週末を静かに待ちたいです。

最後までお付き合い下さいまして、こころよりお礼申し上げます。