''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

『七子と七生 ~姉と弟になれる日~』

<NHKハイビジョン ドラマ館>2004年放送

七子の父が死んだのは、知らない人の家だった。その後、父の愛人の息子を引き取ることになった。その子は七生という名前だった。最初は自分に気に入られようとする七生を受け入れられなかった七子だったが、徐々に、七生の心の奥底にある優しさに気づき始め、そして彼の首筋に、生々しい虐待の跡を見つけるのだった…。(NTT-X Storeより一部抜粋)
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数年前に放送されたNHKドラマです。今はオンデマンドでも見れるかもしれません。
主演は蒼井優さんです。原作は瀬尾まいこさんです。

愛人の子を引き取り一緒に暮らすことになる、少し複雑な話です。
半分だけの血の繋がる兄弟です。
複雑な心境の変化が表現されいます。
すこし泣ける話です。

主演の蒼井優さんの表情がいいですね。
特にファンというわけではありませんが、見せる事の出来る女優さんです。
一度しか見ていませんでしたが、今で脳裏に焼きついている名作の一つです。

七生(ななお)が姉の七子(ななこ)ために誕生日ケーキを買って来ました。
しかし、渡すことが出来なかった。姉の七子とは仲が良くなかったからです。
七生は、仲良くしたいと思っていた。
それでケーキを買った。渡せなかった。

それを知った姉の七子が、消費期限の過ぎた、たぶん傷んでいるケーキをむしゃむしゃ食べる蒼井優さんの表情に涙しましたね。
屈託の無い無邪気な表情で、姉として気持ちを表現です。

七生は、食べるの止めてくれと泣いて頼みます。
傷んだケーキを食べる姉の心遣いにうるうるします。

ここからが、姉と弟として兄弟になった瞬間かもしれません。
ちょっぴり、心に届く作品でした。

それを今のこの時期になってブログの記事を書いたのかというと、百均で↓を見つけたんですね。
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いつも一味を買うのに、今回は七味を購入です。
「Hachiの七味(30g)」です。コショウを紹介した会社、ハチ食品㈱と同一です。
七味・七味・・・・七子と七生という記憶が繋がりました。
そんな理由です。
でも作品としては泣けますね。

七にはいろんな意味があります。
七転び八起き、七福神、七はゲンがいい数字のイメージですね。
八も日本では末広がりとゲンを担いだいい数字です。

数に勝手なイメージを付けるようですが、数にはそれぞれ意味と役割があるように思えます。
数ですから、そうなんですから、人にはもっと複雑で大切な役割があるように思えます。

自分のやるべきことは何か?
生きるうえでのテーマです。
日々いろんなところにヒントがあるように思えます。

ささやかな「よかった」を探し、感謝という虫眼鏡で見ると、何気ないところにいろんなものが見えてくるように感じます。

たった七味から、いろいろなドラマがあったとは思えないですよね。

最後まで長々お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。