''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

こんだ薬師の湯にて家族会

去年の秋口に家族会のレポート書きました。
今年になって、母の加減がよくなく、二月の予定が四月に延び延びになっていました。

京都と我が郷里播州の中間点、篠山市の旧今田町のこんだ薬師の湯にて食事会です。
もちろん名前の通り、天然温泉が湧いています。
温度は30度ぐらいの為、加熱しています。
加水はされていません。
無味無臭の透明なお湯です。

露天風呂も大きく八重桜や山桜の花びらも湯船に舞い落ちることもあります。
お湯には仄かにとろみがあり、その為か時間が経っても体が冷めにくいですね。
天然温泉の力でしょう。

昨日の篠山は大変寒かったですね。
京都も寒かったです。
すこし季節が戻りました。3月下旬頃の気温でした。
皆様風などひかれていませんか?
私はすこし風邪気味ですね。


食事も同じ施設のレストランがありますので、こちらで食事となりました。
なかなか山の中の施設にしては、凝った料理です。
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先付は、湯葉の造り、筍の木の芽和え、わかさぎの南蛮漬けと、織部の八寸皿に盛り付けです。

この地は山の中です。
立杭焼きをはじめ、陶器の町でもあります。
多くの窯元が存在します。
施設でも器はなかなか凝っています。
作家さんの陶器の販売もされています。

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造りも天ぷらも季節を感じる拵えですね。
山菜のぜんまいの天ぷらがありました。
野趣あふれる味わいです。
焼物と炊き合わせは、箱に入って登場です。
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炊き合わせの地に葛が使われていて、地を飲むと仄かな葛の香りがします。
なるべくこの地で出来た野菜でお出迎えです。
地産地消の考えですね。市がやっているアンテナショップと思われます。
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それにこの地はそばの産地でもあります。
最後に小さなザルそばが出ましたね。
そばのゆで加減も少し硬めで、冷水で〆ています。
そばの香りも楽しめます。
さすがそばの産地ですね。

残念なのは、すこしそばつゆは塩のあたりが強いです。
前回も同じでしたね。
最後のご飯と味噌汁も塩が強すぎます。
全体的に美味しいものの、塩の塩梅は甘いようでしたね。

これだけ料理使って名前は出しません。
ちっょと惜しいと思います。
私の舌の公正を保ちます。

この地の名物に黒豆があります。
デザートに黒豆の入った小さいパウンドケーキ(キウィーとイチゴの生クリームが添え)が出ました。イチゴは美味しかったです。地のイチゴでしょうね。

生クリームはちょっと邪魔です。
折角の素材の甘さが損なわれます。
この辺のつめも甘いです。

いつも辛口のコメントですが、ブログの記事に取り上げるのは、それだけ美味しかったという結論があります。
次回もここは家族会の候補地になっています。
楽しみです。

ささやかながら2時間ほどの家族会でした。
両親の年齢を考えると、あと何回会えるのかと思うと感慨深いものを感じます。
出来るだけ機会を作りたいとも考えます。
機会を頂けた事に感謝したいです。
ありがたいと感じています。

私は京都に、両親は播州の地と別方向の家路に向かいました。

最後までお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。