''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

それでもやっぱ そばが好き。

昨日は、暖かい夏日のような一日でしたね。
日差しも初夏を一気に越えたかのような、気の早い太陽の日差しです。

5月第2週の今年5月10日と言えば、母の日ですね。
母に感謝すべき日です。
私的には、母だけでなく女性に感謝すべき日と捕えたいです。

それに比べ父の日は寂しい感じもします。
やはり母は偉大というべきでしょうね。

我が家では、七条の有名な漬物屋「赤尾屋」の詰め合わせを実家に贈りましたよ。
日傘、扇子と夏場に近い商品は、既に送っています。
最近は母の日を意識せずに、美味しく頂けるものを送るようにしています。

このお漬物屋は、商品を選ぶとき試食をさせてもらえます。
よくありますよね。
でも、一つ二つでなく、すし屋の出前の岡持を長くしたようなものを冷蔵庫から出して下さいます。
それも3つぐらいです。

大工の道具入れのようにびっしりと並んでいます。
その数25~30品有ったような思います。
客は私一人です。そのためだけにわざわざ出してくださったです。

お箸も濡れテッシュもテーブルに置いてあります。
「さあ、どうぞ」と幾品を試食しました。
「できれば、ご飯大盛で・・・・」と言いたくなります。
たぶん全員同じだと思います。

NHKの朝ドラのモデルになった店とも聞いたことがあります。
季節の漬物を詰め合わせて宅配してもらえるようにお願いしました。

その店の近くに十割そばとさば寿司の店があります。
その日はここで食事です。

「山菜となめこのそば」と「さば寿司」二貫のセットです。
多くの方が入っておられます。
清水寺の近くにも同じ名前のお店があります。

この時期、ザルも食べますが、全体的には温かいそばの方をよく頂きます。
そばをたぐるという表現が好きです。
小言で「ひっぱりなー」と言いながら、独り言です。
独りの演出です。
時そば」の落語の世界に見えるそばは楽しいです。

ズルズルとすするそばの感覚、いいですね。
どういうわけか、子供の時からうどんよりそばの方が好きですね。
うどんはうどんでうまい。
しかし、そばも独特の世界がたまりません。

駅のホームで時間を持て余している時、そば食べたくなります。
それも「かけそば」、関西風に言うなら、「すそば」です。
入れても「ワカメ」か「昆布」ぐらいですね。
味が濁るのを防ぎます。

そば自体を楽しむのなら、シンプルなメニューにします。
それでも温かいそばが多いです。

通ではありません。
駅の立ち食いそばもいいし、専門店もいいです。
区別はしません。
値段に見合った美味しさが楽しめたらいいです。

今日取り上げるお店は、十割そばとさば寿司が売りの店です。
イメージ 1

町家を改装したような造りです。
店の大半が、50代以上のおばさまでしたね。
二人連れの、三人連れのグループです。
二階席もあったのですが、いっぱいです。

たまたま一人の私は中に入れました。
いきなり、「20分は待ってもらいます」とのことです。
納得して待ちました。
待つこと20分以上、出てきたのは、隣の方のオーダーの間違え品でした。
それでも頂くます。
イメージ 2

「勝負」です。
そばを食べるのは勝負です。
カメラは、そばが運ばれてくるときからスタンバイです。
すかさずにモデルさんをとらえます。

すぐにそばに箸を投入です。
そばの加減を吟味です。
大盛かと思わせるボリュームです。

上に乗せてある山菜もなめこも一瓶丸ごとかと思わせる量です。
そばが、写真からでも見えていないでしょう。

そばの香りはしますが、十割そばの雰囲気はしませんね。
そばの色も普通です。
つなぎも使わずにこんなに細く長くそばが打てるのに・・があります。
山菜だらけのそばです。

私の大好物の「さば寿司」も普通のさば寿司です。
酢の〆方も浅い目です。
二貫は、となり合わせのものではなく、端と中の組み合わせです。
食べ応えもありました。

お味も、まずまずですね。
私が紹介するくらいですから、一般的に美味しいと言えます。

店のせっかちな愛想のなさとそばの味とは関係がありません。
でも、もう一度来たいと思わないお店でした。
いつもながら辛口のコメントです。
ですから、お店の名前は出しません。

皆さん、なぜって、思われますね。
この山菜そばとさば寿司二貫で1500円を超えています。
ザルそばとさば寿司なら、1600円を超えます。

どう見ても、880円と言うところです。
1000円のセットでも高いと思います。

お店の雰囲気も食事をさせてもらう気持ちにはなれなかったです。
そば通にはうけるのかも知れませんが、私的にはちょっと遠慮致します。

値段に見合う美味しさがあるだけです。
この値段と味は釣り合っていないと思います。
もう一度足を運んで来たくなる要素が、店には必要であるように思えます。

それでも、「やっぱ、そばが好き」です。
そばは、美味しいですね。
ありがたいと思いながら頂いています。

作って下さった方への感謝は忘れないように思います。
より美味しくするスパイスです。

家でも主婦を食事つくりのマシーンと思っていませんか?
母の日ぐらい、サザエさんの磯野家・福田家のように主婦交代も、気持ちだけでも必要ですよ。
「ありがとさんです」

食事ごとに、「ありがとさん」と聞こえるか聞こえないかぐらいの小声で言うのがコツです。
「ひっぱりなー」って照れ隠しの「時そば」の要領です。

最後までお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。