''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

知ると足る。

「足るを知る者は富む」
老子』の言葉です。

老子は、姓名を李耳といい、前579~前499頃の、中国の春秋戦国時代の思想家です。
老子』はその著書らしいですね。

最近、映画『レッドクリフ』をはじめ、古い中国の思想的な言葉をよく耳にします。
2000年以上前の思想です。
それでも今でもときに「老子」「孟子」の思想は現代の生活に生きています。
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「足るを知る者は富む」は良い言葉です。
(た(り)るをしるものはとむ)
幸せって何?
これにかかわる答えが見つかりそうになります。

上を見ても下を見てもキリがない。
満足することこそ、幸せであるように感じます。
これで充分と思い、現状に満足する者は幸せですと言う意味ですね。

まだまだと欲をもち続けることも必要です。
しかし、向上心と欲深いのとは違います。

富めるものは、富めることに鈍感になる。
複雑なのようで、単純でもあり、人間としての存在を問うた言葉でもあります。

冷静に判断できる自分自身の存在も必要です。
何も金銭や名誉のことを言っているわけではありません。

私は、気持ちの話として言っています。
びっくりする幸福は滅多に来ません。
でも、日常の生活の中で、ささやかな幸せを見つけることは出来るはずです。
怪我なく事故に巻き込まれず、家族で食卓を囲めた。
日常の幸せですよ。これが一番の幸せです。

どんなことにでも喜び、「よかった」と思えれば幸せです。
小さい「よかった」を探せると、もっと大きな「よかった」を探すのが上手になれそうな気がします。

お皿に盛られているアイスのウエハースのように、感謝の気持ちも少し添えて下さいね。
生きているわけでなく、何かの力で生かされています。
ありがたいと感謝です。

今日のささやかな「よかった」を自分の幸福と感じれる人は、きっと幸せなはずです。
そういう意味に捉えています。

今日もささやかな「よかった」探しを見つけてみます。

最後までお付き合い下さいましてありがとさんです。