''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

寄り道の散歩、京都七条付近より。

休日は天気が悪くない以外は、健康管理のため、少しでも歩くように心がけています。
日曜の休日の散歩が長々続いています。

車とは違い、歩くと日頃見えないものが見えます。
気づかない事に心を留める事があります。

京都の町には数多くのお地蔵さまが祀られています。
夏ともなれば町内ごとに地蔵盆をされます。
子供中心の地蔵盆もあれば、シルバー世代中心の地蔵盆もあります。

地域地域によってその様相も変わります。
中には、道路にブルーシートを屋根代わりに張り、その下で焼肉パーティーしている地蔵盆も見かけます。
前に書いた記事に地蔵盆のことを書いています。

夏だけでなく、地域地域でお地蔵さまを大切にお祀りされています。
神仏を尊ぶのは素晴らしい事です。
今の自分を捕らえ、今の自分の幸せに気づかせて頂けます。

散歩道にお地蔵さまを見つけては、手を合わせています。
ありがたいという感謝の素直な気持ちです。

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「明日に朝日を拝し夕べは夕日にかんしゃ お地蔵さん今日も一日ありがとう」
と書かれています。
真摯に受け止めたい言葉です。

お地蔵さん、正式には地蔵大菩薩という大変徳のある菩薩様です。
梵名クシティ・ガルバとおっしゃいます。
クシティは「大地」、ガルバは「胎内」「子宮」の意味で、意訳して「地蔵」と言うようです。ちょっと納得です。

地蔵大菩薩は、釈迦さまの入滅後、56億7000万年の後に弥勒菩薩さまが、次世代の仏として、この現世出現するとされるまでの間、仏が不在となってしまうため、その間、六道(地獄道・餓鬼道・畜生道修羅道・人道・天道)に現れ輪廻する衆生の苦悩・罪を取り除き救済するありがたい菩薩であるとされています。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』参照)

お釈迦さまの入滅からまだ約2000年ほどしか経っていません。
あと56億6999万8000年ほど、この世にあって大衆を救ってくださるありがたい菩薩さまです。
壮大なスペクタルですね。

地蔵菩薩見聞利益品」という教えがあります。
地蔵大菩薩さまの功徳に書かれています。
地蔵菩薩の形像を見、あるいは名を聞いて肝に銘じ一礼すれば天福を転増し大快楽を受け永く三悪道に落ちない」
地蔵菩薩を見聞し諸の香草衣服飲食宝貝瓔珞を以て布施供養すれば功徳利益を無量無辺となる」と述べられています。

難しい事はさておき、この程度の事なら、散歩の途中でも手を合わせる事も出来ます。
地蔵大菩薩さま、今日一日家族と共に平穏に元気で過ごせますように」と手を合わせる。
それだけです。
ありがたい気持ちで過ごせます。
時に「世界平和」も祈ると凄い人になるのでしょうが、そこまでは私の力とお賽銭では無理です。

身の回りの小さいな幸せが、多くなれば、世の中も静かになると思います。
ささやかな幸せが大切です。
日々の生活の中で、いつも「よかった」を探します。

どんな事でも、たとえ悪い事が起きようと、それ以上の最悪にならなかったことに「よかった」を探します。
「よかった」探しの無限です。

どんな最悪の中でも「よかった」を探します。
幸せ探しのコツです。秘伝です。

最後までお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。