''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

地鳥と梅のとりなす関係

先日、コンビニで弁当を購入です。
但馬味どりと紀州南高梅のあっさりご飯(411kcal)と名前が立派です。

最近私の仲良くしてくださるブログの方々に「梅」をテーマにした記事が取り上げられています。

自称「梅ラー」としては、ほって置けません。
とりあえず、酸っぱいものが好きです。
お腹がほっこりしていても、想像の天子は体内には居りません。
それほどに酸っぱいものが好きですね。

すっぱいと言うか、酸味が効いたポンチがあるものが好きです。
梅干もそうですし、梅肉もそうです。
梅ドレッシングも好きですね。

ポン酢も個人消費の割合から言えば、消費量も膨大です。
何にでもポン酢かけます。

豆腐にも、おひたしにも、鉄板焼きにも、あっさりした感じが口中の脂分を取ってくれるような気持ちです。
酸味が決めてです。

梅はやはりオニギリや弁当のご飯と合性がいいです。
塩気があるとご飯が進みます。
イメージ 1

この間、頂いた「但馬味どりと紀州南高梅のあっさりご飯」も真中の赤いものは梅肉です。
蒸し鶏を割いたもの、青菜の漬物、金糸卵などが盛り付けられています。

鳥あっさりした感じと梅の酸味と塩家が、程よくご飯と混ざり合ってなかなかうまいですね。
青菜のシャキシャキとした食感と、ほどよく甘く感じる金糸の味の乱舞です。
それでも、梅肉の塩気と酸味が全体をまとめます。

梅の持ち味ですね。
梅の香りがいいです。
高貴な香りです。
和の香りがします。

全体としてバランスがいいですよ。
これで411kcalなら、まずまずです。
量も加減できます。

とりあえず空腹と満足は感じます。
これにヨーグルトなら文句もありませんが、この日にはヨーグルトつけませんでした。

梅肉と言えば、京都では「鱧(はも)の落とし」です。
本当に落としたりはしません。
落し蓋と同じで、表現です。

一口大の骨きりした鱧にうっすら葛を打ち、お湯の中に放ちます。
活け鱧なら、火が入りくるりと花が開きます。
そうすると冷水に取って、〆ます。

葛の加減もあり、水分をよく取り、盛り付けます。
これには、梅肉がよく合います。

梅肉と言えば、赤い梅肉が多いですが、青い梅肉もあります。
これは少し手がかかりますし、通しか頼みません。
赤い梅肉と青い梅肉、それに黄色酢味噌と来れば、何とも色合いのある「鱧の落とし」です。

京都の料理屋さんで食べると3~4切れがギヤマンの器か染付けの器、ともに涼しげな器に入って、茗荷、生姜、葉防風などがあしわられて、立派な一品です。
値段も2000~3000円と立派です。

「えー」と言いそうですが、そんな顔せず、「涼しげで、美味しおすな」と流してください。
そのとき、「青い梅肉もお願いします」と言いつけて下さい。

立派な店なら、すかさず、出て来ます。
この辺が、一流の店か、二流の店の違いです。

2000円以上の一品です。
梅肉に別料金は取らないと思います。
調味料ですからね。

鱧の料理にも鱧の落としどころがあります。
あっさりとした白身の上品な味と香り、それに梅の香りが、心地よくパフュームします。
(♪ディスコ ディスコ と踊らないで下さい)

素材の持ち味、旬の季節の香り、四季の移ろい、すべてがこの一瞬です。
一度として、同じコラボはありません。
一期一会です。
食に、季節を感じます。

生きています。
いえ、生かされていると感じる時間が日常にあります。
今日も一日穏やかに過ごせますように、また過ごせますことに感謝致します。
「ありがとさん」です。

偉そうな事を言っても、日常にいろいろとトラブルも問題も抱えています。
せめてブログの世界だけは、純真な気持ちで過ごしたいです。

最後までお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。