''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

「日本列島改造豆腐」より。

すごいタイトルです。
でも、政治的な思想信条の話ではありません。
身近な食材、豆腐の名前です。

男前豆腐店の商品です。
京都府南丹市八木町にある豆腐メーカーの豆腐です。
風に吹かれて豆腐屋ジョニー」というユニークなネーミングの豆腐も発売されています。
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この豆腐は、3パックがくっついています。
ヨーグルトやプリンみたいです。
すこし、小さい豆腐です。

私は基本的に豆腐は「もめん」が好きです。
それも温かい温奴(おんやっこ)にして食べることが多いです。
温奴のすすめという記事をブログの最初の頃に書いたことがあります。
豆腐の薀蓄も添えています。

夏場でも温かい豆腐を食べます。
豆腐は温かい方が、香りはいいです。
昨日に続いて香りです。
(momoさん。誰かさん風に、香って高校時代、思いを寄せていた女の子の名前って・・・。正解です)
その通り、香り好きです。
豆のにおいは苦手な方もおいでです。

落語に「みそ豆」という話の中で、丁稚さんがみそ用に煮た豆を味見する場面が出て来ます。
熱そうに美味しそうに食べます。演者の腕です。
豆の煮た時の味、食感は美味しいです。
豆独特のにおいが苦手な方はこちらも無理ですね。

この時の「みそ豆」の煮た豆の感覚が、温奴にはあります。
豆の味がする豆腐、これがうまいように思います。
ですから、絹ごし豆腐でなく、木綿豆腐の方がその食感に近いです。

豆腐用のタレで頂くのもいいです。(出汁:濃口醤油:みりん 3:1:1 で如何でしょう)
醤油で、ポン酢で、通好みの塩で頂くのも、何でもござれで構いません。

もう一品という時にありがたい食品です。
この男前豆腐は、小さいのでプリンみたいに小皿にひっくり返して、醤油を少し垂らして頂きました。

名前だけでなく、味の方もスーパーの特売の豆腐より味が濃いです。
豆の味がしますね。豆腐が豆で出来ているのが分かります。
なかなかどうして美味しいです。

夕餉に、晩酌に、もう一品と言うとき、豆腐は重宝します。
身近な食材であって、この歳になるとしみじみと口に合います。

豆腐は豆と水で味が決まります。
京都には多くの豆腐屋があります。
伏見にも多くの豆腐屋があります。
地下水がいいからです。

でも、京都の碁盤の目の中では、最近豆腐屋が少なくなっていると聞きます。
地下水が枯れて来ています。

街中にビルやマンションが建つと地下水の層が分裂されてしまいます。
ですから、水がよくなくなります。
京都の地下には、琵琶湖ほどの水の層があると言います。
数百年に亘って地下に吸収されています。

豆腐からも環境問題が見えます。
その意味からも、タイトル通り「日本列島改造」なのかもしれません。

いつの日か、地下水でなく、化学的な精製水で豆腐が出来るのかと思うと悲しいです。
(我ら世代的には、「マンモスかなぴー」です)

美味しいと豆腐頂ける事に感謝します。
豆腐さん、ありがとさんです。

最後まで、にがりの効いた話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。