''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

夏のおでん

もうすぐ夏休みが近づいています。
大人にとっては,大したことではありませんが、それでも夏休みと言う言葉にいいようのないノスタルジックなものを感じます。
夏休みの思い出はいろいろあります。

海に山にと、どこかに連れて行ってもらった記憶が特に思い出されます。
播州田舎育ちは、川にキャンプに行ったり、泳ぎに行ったりもします。
大きな堰があるような川の水は冷たいです。
大きな岩から水面にダイブしたりもします。

海も行ったこともありますが、人が多いので、個人的には川の方が楽しい思い出です。
海に行けば海の家ですね。
焼きそば、ラーメン、カレーと簡単な食事に、カキ氷などの冷たいものが用意されています。

その中に必ず「おでん」があるような記憶があります。
郷里播州では、「関東だき」と呼びます。
暑い夏、熱々のおでんを食べた記憶があります。

最近は、冷やしおでんと言うのもありますが、焼きそば、ラーメンと同じく、熱い方が何となくおでんらしいです。
また、その方がうまいんですよね。
汗たらたら流しながら、少し海で冷えた体も元気です。

川のキャンプも必ずおでんが出ましたね。
仕込みがしやすいと言うのが、一つです。
家で下ごしらえして来て、後は煮込むだけです。

それに万人受けして、大人はこれを酒の肴にして、ビールしゅわしゅわタイムでしたね。
子供も何らの不思議も感じず、熱々のおでんを食べる。
川の水は冷たいです。

1時間も水に浸かると体が冷え切ります。
唇の色が、ムラサキですね。
そんなとき、夏のおでんが効きます。

熱々のごぼ天、ゆでたまご、ホクホクのじゃがいも、うーたまりません。
うまいです。

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いつもの百均に寄って来ました。
缶のおでんです。
「こてんぐのおでん」です。
牛すじ、ちくわ、さつま揚げ、だいこん、こんにゃく、昆布、うずらのたまご、結びこんにゃくと、具沢山です。

350mlの缶ビールより、一回りスリムな缶に入っています。
もちろん百均ですから、消費税込みの105円です。
ささやかながら、なんともお大尽気分です。

帰宅のして、しゅわしゅわタイムを彩ります。
もちろん冷たいおでんです。
温めれば、燗おでんにもなります。
そのままなら、缶おでんのままです。

味もすこし濃い目です。塩のあたりがすこし強いです。
関西の味付けではないですね。
それでも、うまいです。
値段が値段ですから、納得です。

でも、この缶おでん幾つももって、お湯でボイルして、お外(柴淳風に)で頂くのは楽しいです。
下準備も要りません。
時間がなくて遠くに行けなくでも鴨川の淵で、この缶おでんとしゅわしゅわとくればなんとも情緒のある夏の風景です。

体は街中でも、気分だけでも海や山に思いを馳せる。
そんなアイテムに「おでん」があります。
郷愁哀愁のある特別な食べ物が「おでん」かもしれません。

あまり、おでんが嫌いと言う人は聞いたことがありません。
好きなものを取って食べる。

味の沁み込んだおでんで、夏の暑さも吹き飛ばせるかもしれません。
一人深夜の晩酌に、こっそり頂くおでんはいいですね。

手酌酒は慰労酒です。
労働者の晩酌に、おでんは合うと思います。
時間があれば、自分でおでんをこさえて見たいと思います。

今日も無事にすごました。
ありがたいと感謝です。
今日も一日ありがとさんです。

最後までお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。