京都の周辺の上方(関西)では結構面白く感じます。
しかし、東(関東)やその他の地域では現実感が薄い噺ですが、こちらも有名な噺のようです。
しかし、東(関東)やその他の地域では現実感が薄い噺ですが、こちらも有名な噺のようです。
これと言って変哲もあろうはずがありません。
用もないのにのらりくらりと時間を過ごす。
京の商人のおかみさんも、帰って欲しいと言葉の探りあい、何となしに帰る節に持っていけた。
用もないのにのらりくらりと時間を過ごす。
京の商人のおかみさんも、帰って欲しいと言葉の探りあい、何となしに帰る節に持っていけた。
「じゃ、お言葉に甘えて」となります。
分かっていながら策に落ちたとなります。
いやいや、有り合わせのふぶ漬け(お茶漬け)を出します。
分かっていながら策に落ちたとなります。
いやいや、有り合わせのふぶ漬け(お茶漬け)を出します。
一膳めしは、すぐに終わります。
「おかわりでも」と勧めると思いきや、気づかぬふりをするおかみさんです。
挙句に、大阪商人が、必殺の技に出ます。
「おかわりでも」と勧めると思いきや、気づかぬふりをするおかみさんです。
挙句に、大阪商人が、必殺の技に出ます。
空の茶碗を突き出して、「この茶碗」と茶碗を褒め出す。
どこで買い求めたのかと、茶碗の底を見せたままです。
おかみさんの方が一つ上手(うわて)です。
どこで買い求めたのかと、茶碗の底を見せたままです。
おかみさんの方が一つ上手(うわて)です。
「ええ、このお櫃(おひつ)と一緒に、そこの荒物屋で・・・」と空のお櫃(ひつ)を、大阪商人に底を見せての攻撃です。
これが確かサゲでしたっけね。
♪チャンリン チャンリン デンデン・・・。
これが確かサゲでしたっけね。
♪チャンリン チャンリン デンデン・・・。
梅、漬物、塩こぶ、塩鮭と無限の組み合わせです。
これほどの日本人の口に合うものはないのかも知れません。
これほどの日本人の口に合うものはないのかも知れません。
江戸時代、江戸を中心とした関東では、朝にご飯を炊いて、昼は冷ごはん、夜はお茶漬けを食していたと聞きます。
上方では、昼にご飯を炊いて、夜に冷ごはんか(もちろん茶漬けも)、朝に粥(かゆ)にして食していたとも聞きます。
ですから、関西人はお粥(かゆ)も好きなんですね。
上方では、昼にご飯を炊いて、夜に冷ごはんか(もちろん茶漬けも)、朝に粥(かゆ)にして食していたとも聞きます。
ですから、関西人はお粥(かゆ)も好きなんですね。
池波正太郎の鬼平こと長谷川平蔵も、父の京都西町奉行の任務に同行して京都で暮らしています。
そのため、池波正太郎氏は、長谷川平蔵を粥好きにしていますね。
池波正太郎氏自身が、粥好きであった事にも由来しますね。
そのため、池波正太郎氏は、長谷川平蔵を粥好きにしていますね。
池波正太郎氏自身が、粥好きであった事にも由来しますね。
どんな風になっているのかというと、小さいレンジ用のご飯が付いています。
これをレンジで1分加熱します。
付属のお茶漬けの素が入っているので、カップにご飯、お茶漬けの素と沸かしたお湯と一緒に入れると出来上がりです。
これをレンジで1分加熱します。
付属のお茶漬けの素が入っているので、カップにご飯、お茶漬けの素と沸かしたお湯と一緒に入れると出来上がりです。
これだけでは寂しいので、きゅうりの浅漬けモドキを添えました。
ちょっと、もの寂しい昼餉です。
風流です。そう思って頂きます。
ちょっと、もの寂しい昼餉です。
風流です。そう思って頂きます。
私は、湯漬け派なんです。
ご飯にお湯をかけて、漬物とか塩鮭と昆布とかを入れる方が、ご飯の甘みというか米粒の旨みが感じられます。(通ぶったことを言います)
ご飯にお湯をかけて、漬物とか塩鮭と昆布とかを入れる方が、ご飯の甘みというか米粒の旨みが感じられます。(通ぶったことを言います)
お茶はお茶として頂きます。
お茶の香りと味にご飯の風味が負けてしまいます。
そんな気になっているのです。
お茶の香りと味にご飯の風味が負けてしまいます。
そんな気になっているのです。
どちらにしても、米の旨みに日本に生まれたことにありがたいと感謝です。
こんな質素なものがこれほど美味いなんて、それでもありがたいと実感です。
こんな質素なものがこれほど美味いなんて、それでもありがたいと実感です。
最後までお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。