''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

オラクを食らう。 冷やし中華編

オクラは成長の早い植物です。
あっという間に大きくなってしまいます。
大きくなると味も大味で、硬く中の空間に「す」が入ってしまいます。
ある程度小ぶりのものには、あの粘々が多く入っています。
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男料理の冷やし中華です。
オクラと錦糸玉子がトッピングーされています。
赤いのはやはり一味唐辛子です。

冷やし中華は、店では食べずに家でよく食べます。
今日のは、ゴマだれ風味です。

胡瓜も細切りにして乗せてのもいいし、カットトマトを乗せても、彩りがいいですね。
麺はすこし黄色です。
青味にオクラ、そして赤味にトマトなら完璧ですね。

オクラはどうも青臭いです。
塩で揉みこんで、または軽く板摺して、周りの産毛を落とします。(省略可)
麺を茹でる時、一緒に10秒ほど入れて湯がいて、氷水にとって色止めして冷やします。
冷めた頃に輪切りに刻みます。

錦糸玉子も鶏卵1個に少量の水を入れて、よく切るように混ぜ、フライパンで薄く焼きます。
家での賄いなので、失敗は気にしません。

後は大き目の器に、麺を盛り、オクラと錦糸玉子のトッピングーです。

なかなか美味い昼餉です。
キャベツの千切りにマヨネーズをつたものを載せてもいいですね。
今回はゴマだれでしたのでやりませんでした。

胡瓜の塩もみにゴマ油と少量の醤油で和えたナムル風にものをトッピングーしてもいいですね。
錦糸玉子の変りにボイルした卵や温泉卵でもいいかもですね。

湯でた鶏肉や蒸し鶏使ってもいいし、茹でた牛肉や豚肉、ソーセージも悪くないですね。
冷蔵庫の整理に使ってみるのもいいですね。

冷やし中華の麺も、得意の百均で購入です。
二人前、ゴマだれ付です。

普通の中華たれなら、キムチや野沢菜や白菜の浅漬けなんかもトッピングーしてもいいかもですね。
不味くはないと思います。

お好みにアレンジできるところがいいです。

それ以上に、今日の主役は、オクラです。
粘々が精を付けてくれます。

粘々したものは体にいいと、空手家、大山 倍達(おおやま ますたつ)氏の著書にあった記憶があります。

大山氏と言えば、私が子供の頃、テレビアニメ『空手バカ一代』(梶原一騎原作、つのだじろう影丸譲也画)の主人公「飛鳥拳」のモデルでもあり、その豊富な逸話でワクワクしたものです。

昭和50年前後、当時は格闘技ブームでした。
柔道、空手、ボクシング、キックボクシング、プロレスと全盛期であったよう思います。
ブルースリーのドラゴンブームもこの時代でもありました。
手製のヌンチャクを振り回して怪我する子供も多かったですね。

空手バカ一代』もこうした時代の中でもありました。
何せ、午後7時ゴールデンタイムに「キックボクシング」やっていましたからね。

キックボクサーの沢村忠の「真空飛び膝蹴り」と必殺技が世間に鳴り響いていました。
同じく「キックの鬼」というタイトルでアニメ化(原作:梶原一騎、作画:中城健)されてこちらも見ていましたね。
♪ 今だ、ゴングだー、飛び出せファイト (オー)
懐かしいです。

格闘技全盛です。
しかし、『空手バカ一代』には精神性があったアニメでした。
主人公、飛鳥は修行のために山にこもります。

世俗との別れのために、片一方の眉毛を落とします。
眉毛が生えそろうまで、下界に下りないとの決意です。
なかなか生えそろうには、時間がかかります。

山中にこもって修行の日々です。
大山氏の逸話を基にされていたのでしょう。

山中にこもるは大変です。
精神面だけでなく、肉体面特に健康管理が大切です。
ですから、病気にならないように最善を尽くされたと思います。
何が体によくて、何が体に悪いのか、見極める事が大切です。

その中で精の付く物は、粘々したものというとですね。
山芋もそうです。納豆もそうです。(ただし、痛風には納豆はよくないです)
粘りは、精神の粘りでもありますね。

一つの物事を追求する精神力に、その人の凄さを感じます。
何事も追求すれば、究極に到達します。
仏の悟りにも近いものかも知れません。
到達した人物しか感じ得ない到達点です。

でも、必ずそこには驕(おご)りでなく、真摯(しんし)な自分が存在しています。
何かの力で生かされていると感謝の気持ちがあるはずです。
それなくして到達点には、いけないはずです。

それが天命と感じなければ、すぐに行き詰まります。
人それぞれに、天命があります。
天命をしっかり感じ、前に進み続けられる人生は有意義です。
苦難とともに、すばらしい人生が存在すると思います。

凡夫の私には、到達点に至った偉大な先人の真似は出来ません。
でも、私の今日の一歩は、「長安」に通じる一歩です。
歩き続けるしかありません。
苦痛ではありません。

何も考えず、前の道を進むしかありません。
雨の日もあります。
風の日もあります。

疲れたら休めばいいし、歩くたくなったら歩けばいいです。
それだけです。
その繰り返しです。

がんばり過ぎてはいけません。
到達する地点はいつ来るの分からないからです。
自らを律して、自らを管理する必要があります。
弱い自分もいます。

それでも前に道があります。
ただ進むだけです。
一日過ごせることに感謝することが自分をリセットしてくれます。
偉大な先人と比べられないですが、すばらしい人生を生きる知恵であると思います。

もっともらしい正論です。
それを社会は青臭いというかも知れません。
今日のお題が、オクラだけに、青臭い話になりました。(これがオチです)

精神も肉体も健康であって初めて、元気です。
今日も一日穏やかに過ごせることを祈ります。

最後までお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。