がんばらないことが大事です。
「何かおかしい」と思われるかもしれません。
でも、これも大切なんです。もちろん、一生懸命やった上での話です。
今、受験シーズンです。
親や周りは「がんばりや」「がんばるんやで」などと励まします。
迷惑な話です。
何故なら、本人が一番良く頑張ってきたと思っているはずです。
これ以上どうすれという気持ちでいっぱいでしょう。
1升の枡に2升は入らんのです。
筒いっぱいにするより、少し減らしてやる方が得策です。
痛風も受験も一緒で、一生懸命したからと言ってすべて結果につながらないんです。
結局、精神的にまいるだけで気持ちまで凹んでしまいます。
母親は、鬼のように「勉強勉強」と言うだけ子供はいやになってしまいます。
ある日突然「いつも大変やなぁ。疲れるやろ。今日ぐらいはゆっくりしたらどうや?」こんなことを言っても勉強する子はするし、いつもしない子が気持ち悪がって勉強するかもしれません。
本当に頑張らないといけないのは、受験前でなく、そのはるか前です。
常日頃から、ぼちぼちやるのが大事です。
仏教用語に「喜捨の法」というのがあったのを本で読んだことがあります。
NHKで写経の解説をされていた先生(ひろさちや)の本であったかもしれません。
自分なりの勝手な解釈であります。
仏教帰依する者、特に修行僧などかもしれません。
色々とやってはいけないことがあります。
でも、酒も飲みたい、肉も食べたい、そう考えるのはもっともなことです。
我慢して我慢しても耐えられなくなったときがあるはずです。
そんなときは、「今日は仏教徒をやーめた」と肉や般若湯を頂く。
それも有りなんじゃないですかね。
でも、自分は、仏教徒とか、受験生とか、痛風の病気持ちとか、それを常に忘れなければいいんだと思うんです。
禅の言葉、禅語に「南に向いて北斗を見る」そんなのがあったと思います。
これだと思いました。
何のことかわけが分かれません。
でも、これなんです。
南を向いても、いつも北がどちらにあるか、意識し続けることが大事なんです。
常に一定の最終目的や最終地点さえ、見失わなければいいんだと言うことです。
自分が何をやるべきなのか、いつも意識することが大切なんだ思います。
痛風の検査前だけ、禁酒や肉を控えても何にもならないんです。
目的は、痛風とともに上手に健康的に生活することです。
直れば、それにこしたことはありません。
ですから、頑張り続けるためにふと息抜きも必要でしょう。
あれはダメ、これはダメでは息苦しいだけです。
でも、痛風患者には、がんばったか、言い訳ばかりでサボっていたかは分かりやすいです。
罰ケームが待っています。
ギブアップといってもゲームは終了しません。
そんなことがないように自己管理するしかありません。
そんなためにもがんばらないことも大切です。
ありがたいとことです。
感謝します。