''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

ガーデンシクラメンに誘われて。

癒しの空間、皆さんにとってもありますよね。
わざわざ遠方に行かなくても、身近な空間に癒されることはあります。
いつもの花畑に来ました。

 

コーナンの花畑です。
ガーデンシクラメン(298円)です。
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いつものように苗を見ています。
「おー!!」
シクラメンです。
私より上の世代は、この花を見ると音楽と歌声がオートで流れます。

 

♪ 真綿(まわた)色した、シクラメンほど、清(すが)しいものはない

 

ご存知、布施明の名曲「シクラメンのかほり」(1975)作詞、作曲/小椋佳 です。
後に小椋佳氏も歌われていましたね。

 

どちらもそれぞれの世界観の中で、シクラメンの花を歌います。
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可憐な花です。
真綿色というのが、子供の頃、はっきりとイメージできなかったですね。

 

何色って、そら白色なんでしょうが、普通の色と違うもっともっと汚れのない白なんでしょうね。

 

日本の色の捉え方は、西洋とは違います。
色の名前の付け方が、情緒があっていいですね。

 

「萌黄色(もえぎいろ)」
「鴇(とき)色」など等



また同じ赤でも、いろいろと表現で色のイメージが分かります。
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シクラメンも白も赤もピンクもあります。
ワインみたいですね。

 

この歌のおかげで、シクラメンは一躍、子供の私でも知りうる花の名前となりました。

 

当時、確か作詞作曲の小椋佳氏は覆面アーティストであった様に記憶しています。
亡今はその名前が変わってしまった宝くじの一勧の銀行に、お勤めされながらの二重生活であったように聞いています。
その様子をドキュメントを何度か目にしました。

 

才ある人は、天から二物をもらえます。
それ以上に、生みの苦しみもあったでしょうね。

 

小椋佳氏と言えば、美空ひばりさんの名曲『愛燦燦』の作詞作曲者でもありますね。

 

♪   愛 燦々(サンサン)と この身に降って

 

人生って 不思議なものですね
人生って 嬉しいものですね

 

この人生観がどの節にも入ります。
燦燦とは、太陽が普(あまね)く、あらゆるものに降り注ぐ状態と捉えています。
花にも太陽の光が注ぎます。

 

人にもです。
平等に降り注ぐとは言えませんが、その可能性はあります。
仏法世界でも、その御教えが、普(あまね)く、太陽の光のように降り注ぐものと捉えられています。

 

私には、花を見て、悟りは開けないですが、私の心は穏やかになります。
穏やかなことは、私にとって幸せなことです。
財も食も満たしてはいませんが、心は満ち足ります。

 

ささやかな幸せです。
ありがたいと、自分を見つめ直せます。
生かされていることに、感謝の念が耐えません。

 

忙しいギスギスした生活の中に過ごしていると、花を見て、月を見て、心の平穏が、癒しが、これほどありがたいとは、なかなか思えないですね。

 

花は何も言いませんが、私の心と共鳴します。
ありがと燦燦とね。

 

今日も一日穏やかに過ごせますように、祈るばかりです。

 

最後まで、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。