''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

美味しいブリ大根な憂鬱。

ここの処、秋の味覚を堪能し過ぎました。
今年はさんまも安いので、どれだけ塩焼きにして、すだちを絞って頂いた事でしょう。
一生の中でも、今年ほど秋刀魚を含め、焼き魚三昧を送った秋はありませんでした。
魚好きです。

肉も好きですが、年のせいか魚をよく食べるようになりました。
手近に安く魚が入ったことが、その原因です。
ありがたいことです。

しかし、落とし穴が開いていました。
魚を食べる。
そうするとお酒が欲しくなる。
ということで、食べ過ぎ、呑み過ぎが祟って、BMI値22の標準体重から4kgほどオーバーです。

朝計ったところですので、ちょっとショックですね。
油断していました。
さすがに憂鬱になりました。

今年の夏場から、すこし生活の変化から、運動不足もその原因です。
原因の螺旋構造となり、スパイラルな結果になってしまいました。

いけません。
すこし、アゴにお肉が見えます。
すぐに対策を打ちます。
数字ダイエットに切り替えます。

先日見たお江戸のブリしゃぶ美味そうでしたね。
それ以来、ブリに惹かれていましたね。
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昨日は、久しぶりにブリ大根を作りました。
ほんの少し甘辛いモードに設定した味付けです。
時間短縮のため半月にして、隠し庖丁を生けています。

いつものように赤いの一味唐辛子です。
ゆずを刻んで散らしても、香りも華やかになります。
その辺は、男料理の雑さです。
一味唐辛子で味にインパクトです。

同時に、下のグリルでは、ブリかまの塩焼きを用意しています。
これには、すだちたっぷり振ります。
おいしいよ。最高です。

ブリ大根、先にブリだけお湯で一煮立ちさせます。
周りが白くなったら、ザルにとります。
そして、水洗いしてぬめりと鱗などを取り除きます。

そして、大根を鍋に敷きつけて、昆布の出汁を張ります。
カツオ出汁はダメですよ。
魚と魚が被ります。
魚は昆布出汁です。

その上に、ブリを乗せて、砂糖からの「さしすせそ」の手順です。
加減をして薄い目にして、出来上がった頃に味の調整です。
最後にみりんを入れて照りを付けます。
もう一煮立ちです。

出来上がってから、もう一手間です。
冷(さ)まします。
冷蔵庫で冷たくするまでは必要はありません。

先にブリ大根をこさえてから、後はお酒の用意です。
程よく冷めると味のしみこみがいいんです。
それをもう一度温めれば、より美味しいブリ大根です。
もっと時間があれば、大根クタクタ飴色にしてもいいですね。

ブリあらなら、大根の量を多くしても、大根にブリの味がよりしみ込みます。
今日は、ブリかまのいいのがあったので、半々ぐらいですね。

いっぱい作って、翌日の楽しみということになります。
しっかり冷めて深い味です。
大根がうまいですね。

これが原因で少しリバウンド気味です。
とりあえず、ブリかま、ブリ大根は最強です。
お酒が進んで仕方がないですね。

ブリかまの部位を含めて、大根1本付けても、500円で十分おつりが来るとなればありがたいでしょう。
ブリ大根に乾杯です。

いっぱい作って食べるはずですよね。
でも、すこし反省です。
呑み過ぎ食べ過ぎです。

ブリ大根、不思議な料理です。
ブリよりも大根の方がうまいです。

ブリも美味いけど、出汁的な要素があります。
普通の切り身より、かまとかアラとかの方が、味が濃いですね。
大根もブリもです。

少し魚臭い加減もありますが、これはこれで悪くないです。
下処理に一手間かけましたので、嫌味な臭みはありません。
こういう香りです。

魚と醤油と出汁のコラボです。
ブリの旨味を大根が十分に吸って、ブリより出世したような気がしますね。

ブリも寒くなってからの寒ブリも楽しみです。
刺身もキトキトです。(富山風に言うとですね)
秋の深まりの中で、ささやかな楽しみを見つけることが出来ました。

今日も元気で過ごせそうです。
ありがたいという気持ちでいっぱいです。
少し疲れ気味ですが、体も気持ちも元気です。

今日も一日平穏で過ごせますことを祈ります。

最後まで、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。