''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

いいこともあります。タカラの本みりんより。

昨日の龍神さまのお力かもしれません。
仕事場で、おすそ分けがありました。

仕事場では、人や商品が止め処となく行きかいます。
そして、いわくの付きの商品もあります。
そんないわく付きか否かは、詮索せずに、おすそ分けです。
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タカラの本みりんです。
みりんはアルコール分が強いです。
13.5度以上14.5度未満です。
大さじ1杯15ml当り42kcalもありますね。

でも、日本料理において、特に関西においては、みりんは必要です。
みりんは、天つゆ、煮物、照り焼きにと、その使用頻度が高い調味料です。

もちろん、お酒も料理には使いますが、甘味があるその分アミノ酸などの旨味成分が多い含まれています。
料理にも、アルコール分を飛ばす必要があります。

江戸時代は、高級な飲み物として利用されていたことがあると聞きます。
現在でも薬草を浸したものを薬用酒(養命酒など)として飲用に使用されているとのことです。

飲用にするためさらに、焼酎を加えてアルコール濃度を高めてブレンドしたものを「直」(なおし)とか「柳蔭」(やなぎかげ)と呼んでいました。
落語「青菜」の話でも紹介したことがありましたね。

みりんの業界では、11は「いい」、30は「みりん」の語呂あわせ「いいみりん」で、11月30日は「本みりんの日」とされているみたいですね。
強引な気もします。(万歳、万歳です)
(『ウィキペディアWikipedia)』一部引用 参照)


江戸時代、料理屋として有名であった八百善(やおぜん)では、大根の漬物を漬けるにあたって、水を一滴も使わず、みりんで洗い、漬物を漬けていたと物の本で読んだことがあります。

水を使うと、傷みやすいですし、辛味が抜けないとも聞きます。
料理でも酢の物を作るとき、キュウリの塩もみを塩抜きした後、そのまま三倍酢に漬けるのでなく、地洗い(じあらい)と言って、最初に作った酢を混ぜて一度馴染ませます。
そして、三倍酢に合わせます。
味が薄くなりません。

また、お酒の瓶を洗って、ポン酢や甘酢を作るときも、水で洗ったあとに、少量の地の酢を入れて、洗います。
少しでも水が残っていると、物が傷みます。
それをしない工夫です。

それを知っていても、みりんで大根を洗うとは流石です。
また、時間を作って八百善(やおぜん)の話も書いてみたいと思います。

NHK月曜ドラマ『菊亭八百善の人びと』の話も、なかなか面白かったですね。
主人公、杉山汀子(ていこ)役の 夏川結衣さんも、はまり役できれいな方ですね。

私的には、TBSの『青い鳥』の方がもっとよかったですね。
鈴木杏ちゃんの「駅長さん」って言うのが、可愛かったですね。
トヨエツ、最近どうしたってかね。
いえいえ素晴らしい役者さんたちです。

みりんの話に戻さないとね。
出汁とみりんと濃口醤油で、湯豆腐のたれでも作って、今日の晩酌は少し甘辛い湯豆腐といきましょうかね。

すこし寒くなって来た京都です。
深夜帰宅となれば、熱いのも欲しくなります。
深まり行く、秋も楽しまないと行けません。

今日も平穏無事に過ごせますように、手を合わせます。
何もないのが、幸せです。
ありがたいと感謝の気持ちを必要ですよね。
「あーありがたい」

最後まで、みりんの甘い話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。