''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

焼チキンって、どうよ。

先日、何気なくスーパーで買い物していると、特売のコーナーに目が行きました。
「今日の特売はと?」
日清の「焼チキン」です。

チキンラーメンの焼きバージョンです。
かと言ってソース焼きそばではありません。
あくまでも「焼きチキン」です。
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汁がないチキンラーメンです。
けったいなものが流行っています。

焼きラーメンなるものがありますよね。
焼きそばでもなく、スープを含ませたラーメンです。
九州の屋台系の名物でしょうね。

焼きそばの定義もいろいろです。
ソース味もあれば、塩味、醤油味と様々です。
麺を焼くという調理方法さえとれば、焼きそばの類に含まれます。
個人的には、中華屋さんの醤油系の焼きそばが無性に食べたくなることがあります。

ソース焼きそばも悪くないですね。
ソースにもいろいろなものがあります。
甘いもの辛いもの、お店に寄ってはそのブレンドを得意とされているところや、そのソースに隠し味を入れて、オリジナルのソースにされていますからね。

しかし、この焼チキンには、驚きましたね。
汁がないチキンラーメンです。
味もチキンラーメンです。
不思議な味わいです。

それ以上にパッケージの作り方が面白いです。
最初に、スクランブルエッグをフライパンで作ります。
ここに水を230ml入れて麺を入れて、両面がほぐれるまで返して、汁気がなくなるまで待ちます。
それで出来上がりです。

見た目は地味です。
青海苔のふりかけが付属しています。
これを振って完成です。
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写真をつけるほどの物ではありませんが、ブロガー魂です。
何とも地味な写真です。
いつものお得意の一味唐辛子も、色合いに振りました。

頂きます。
やっぱりチキンラーメンです。
幾分かはいつものチキンラーメンと比べて、色合いが薄いですね。
5個入りパックを購入しましたので、まだまだ新しい世界を見つけられる予感です。

日清食品創業者の安藤百福さんの発明ですね。
チキンラーメンの開発は、安藤氏が大阪府池田市の自宅の敷地内に作業小屋を建て、試行錯誤の末の発明です。
ある日、夕食の天ぷらを見て「油の熱で乾かす」瞬間油熱乾燥法を思いつき採用したとあります。
また、チキンラーメンの発売により、それまでの「支那そば」「中華そば」にかわり、「ラーメン」という呼び名が全国的に広まったいうことのようです。
(『ウィキペディアWikipedia)』一部抜粋 参照)

安藤百福さんというと、2003年のNHK連続テレビ小説てるてる家族』を思い出します。
主人公、四女・岩田冬子 は 、石原さとみさんが演じます。
元々は、次女夏子のモデルとなった女優・いしだあゆみさんですね。

次女、夏子役の少女期を演じる櫻谷由貴花さん、何ともこの役にははまり役であったと感じます。
いい女優さんだと思います。
歌声も素敵でしたね。
何かにつけてドラマに映画にと、出演を楽しみに思う一人です。

スケートの試合での、涙ながらの抗議のシーンは、胸に今でも残っています。
人生こうした上手く行かないこともあります。
特に少年期や青年期にはどうにもならないことが多いものです。

腐らずに耐え忍ぶことも、時には人生の教訓になることもあります。
その時は、悔しくて堪りませんがね。

安藤百福のモデルとして、安西千吉 - 中村梅雀さんの存在が何とも微笑ましかったです。
このドラマを見ながら、チキンラーメン食べたくなりましたからね。

誰が見ても、チキンラーメンの話、そのものです。
しかし、今やインスタントラーメンは、世界規模です。
20世紀の偉大な偉人です。
実名でやっても良かったようにさえ感じます。
NHKという立場がそうさせなかったのかも知れませんけどね。

このドラマのテーマの一つが、「なるようになる」(ケセラセラ)です。
いい考えです。

仏法世界にも通じます。
禅の言葉、禅語に「白雲自ら去来する」というのがあります。

お日様にかかる雲も、雲が勝手に去って、また日差しも帰ります。
雨の日もあり、晴れの日もありです。
正しくそうした心持ですね。

こっちのドラマは、あっけらかんとしていましたがね。
それでいいと思うんです。
挫折があって、その挫折を自分の中で受け入れる。
それも大切なことです。

今の自分の身幅をしっかりと自覚することも大切です。
上を目指して頑張ることも、違う道を模索することもありです。
今あることに感謝の気持ちを忘れず、目線を下げて回りに落ちている幸せを見つけることが出来たら、それは幸せです。

時に疲れれば、休みばいいし、気持ちを取り戻して前に進みたくなれば、また歩み出すだけです。
そんな繰り返しの日常にこそ、幸せは落ちています。

「みなさん、拾って下さいよ」
ありがたいことに無料です。
欲張らないで下さい。
持ち帰られる分だけ持ち返って下さい。

今日も穏やかに無事に過ごせるように願うだけです。

最後まで、ラーメンの麺のように長い話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。