''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

万能と呼ばれたお茶です。

茶と言えば、道を成すほどの精神的な世界でもあります。
利休居士の精神世界に憧れています。
仏法を旨とし、茶の湯を通して、自問自答をわが意の中で、幾度なく「趨勢(すうせい)」する。
日々の茶は、一度として同じ茶はない。
一期一会の精神です。
茶とはもてなしの心と、主客の交わりと、簡易に理解をしています。

もてなしと言われても、何を持ってもてなすというのか?
まさか、焼きナスなどのナス料理でもてなす、それこそ「ボケ茄子」と言われそうです。

しかし、そのもてなしは人に寄っても違うはず、下にも置かないような特別な扱いをもてなしと思う方もいれば、私のように構ってもらわないことこそが、もてなしと考える人間にもいます。

ゆとりのあった時代、一人で旅に出ます。
決まって2泊3日です。
宿は、同じところに連泊です。
これが私のやり方です。

最初の宿泊時に、明日の昼餉の時間とメニューも伝えます。
布団も敷きっ放しにしてもらいます。
食事以外の料理運び込み等の必要以外は、出入りも控えてもらって、それが我流のもてなしです。

時間を楽しみたいからです。
気遣いはかえって、疲れます。

もちろん、池波流の心付けは、そっと渡します。
かるかるです。
それでも、気持ちですからね。

お茶も、茶と言えども茶らしきものもあります。
熊本の株式会社 村田園の万能茶です。
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中身は16種類の雑穀物です。
でも、大手メーカーの16茶とは違います。

とうきびの炒った物や炒ったハト麦やら形のままに、いっぱい入っています。
これをおやかんで、沸かして、頂いております。

昨日から、呑んでいます。
仕事場にも、ポットに入れて持参しています。
なかなか香ばしくてうまいです。

大手メーカーの物とは、全くの別物です。
色合いも好みで、麦茶のように濃くするのも美味しいです。

実は先日、オフィスの仕事で、商品を納入した折、お客様から頂いたものです。
美味しいよって、おしゃっていました。
本当に私好みです。

好みも知る中のお客様は、お茶を通じての主客の交わりが出来ました。
茶室の中だけでなく、人の人の場、それが茶室です。
形式にこだわらず、こころと心のふれあいです。
ありがたいと感謝しています。

日々の生活の中で、幸せを待つのでなく、目線を下げたところに落ちていますよ。

今日も平穏無事で過ごせますように祈るばかりです。

最後まで、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。