''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

ライバル賤ヶ岳七本槍から見えます。

今さっき、浅田真央キム・ヨナの戦いを見ていました。
ショートプログラムでの勝負です。
最初に滑った浅田真央様の演技は良かったですね。

 

ぐっと引き込まれました。
本人もリズムに乗っていた素晴らしい演技です。
しかし、続いてのキム・ヨナさんの演技も良かったです。

 

素晴らしいというより言葉を見つけることが出来なかったです。
国籍の違いによる応援は差し控えます。
素晴らしいという言葉が、そこにあるだけです。

 

キム・ヨナさんの演技をしている表情が何とも艶っぽくて、大人を意識した大きい立ち振る舞いが、点数の差になっただけです。
ともに、素晴らしい演技でした。

 

どんな数奇な因縁か、これだけ多くの演者がいながら、隣り合わせの順位です。
キム・ヨナさんを思うと追い詰められた気持ちの中、ベストの演技が出来た満足そうな表情に、大人のイメージがかぶります。

 

まだまだ順位は未確定です。
それらの演技を自分のベストで演じることを楽しみにしています。
ライバルの存在で、両者のモチベーションが、演技に現れると、見る方も楽しいです。

 

戦国の世にあって、信長公が地固めをなし、もう少しというところで、本能寺で夢破れました。
次に、乱世を治めた覇者は、豊臣秀吉です。
どう見ても、秀吉に天下の流れは、行くはずもなかったです。

 

主君信長の嫡流がある以上、家臣としては、主君筋を排除することも難しいです。
それ以上に、織田家の順列では、その順番は回っていきません。
これが当時の感覚でしょうね。

 

主君信長の敵討ちは成した功績は、大でした。
発言力も当然増します。
しかし、家老ともいえる柴田勝家が居る以上、織田家の順列は変えることが出来ません。
そのために、柴田勝家と決戦です。

 

周りの大名も、その大半が様子見です。
そうなれば、秀吉は不利になります。
秀吉の家来は、その数といい、忠義というものが、勝家に比べて薄いですからね。
ここは柴田勢に加勢するのが、まずは特策です。

 

そこで数少ない秀吉の家臣が、戦の勝敗を分けました。
俗にいう賤ヶ岳七本槍と呼ばれる七人の功績です。
しかし、事実は9人います。
イメージ 1

(『賤ヶ岳七本槍』徳永真一郎 PHP文庫より)

 

ご存知の7人に加え、石河兵助桜井左吉の二人です。
戦死、病死です。
語呂がいいので、7人です。
七福人といい、7は語呂がいいです。

 

順風な出世です。
加藤清正福島正則という、出世頭も居れば、平野長泰という武将も居ます。
平野長泰は、平野遠江守の名で呼ばれます。

 

京都近くの、大和と宇治の田原本と言えば、この方の所領です。
石高5000石です。
江戸時代を通じて5000石、知行は旗本格ですが、参勤交代がある交代寄合として、旗本とは別格の老中支配です。

 

通常の旗本は若年寄支配ですから、知行は少ないけれど、大名格があたえられています。
それは、関ヶ原の戦いで、家康方の東軍に属していました。
その功労としての特別待遇です。

 

しかし、大きな功績はなかったため、知行は5000石のままです。
幕末の3年間だけ、石高の見直しがあり、1万石の大名として幕末を迎えます。
最後の最後に、彼岸の大名となりました。

 

賤ヶ岳の戦い、その翌年、長久手の戦いで2000石の加増して以来、そのまま5000石です。
その間に、加藤清正は52万石、福島正則は51万石(後に改易、息子正利は3000石)、加藤嘉明は40万石とに比べると、何たるものかと、恨みも言いたいことでしょうね。

 

しかし、多くは改易や家が取り潰された中、明治という時代も家を残せたということでは、平野長泰も、すごいと言えます。
忍ぶ耐えるも、一つの作戦です。

 

今時代は、経済も良くないです。
失業率も高いと言えます。

 

上を望んではキリがないです。
下を見てもキリがないです。
今あることに感謝して、今日を生かせてもらっていると、謙虚に生きるのが得策です。

 

ライバルはあることは、相乗効果もあります。
しかし、それ以上に、ライバル意識せずに、自分と対話する。
これが一番の本当ライバルです。
自分と自問自答する。
必要です。

 

自分の力が出せるのも、出せないのも、気持ちの持ちようが大きい思います。
戦場か氷上のリンクかの違いはあっても、自分の持ち味は自分しかない個性です。
マイナスでなく、プラスの評価で、マイナスをプラスにする心の持ちようは、リラックスさせてくれます。

 

今日あることに感謝です。
今あることに感謝です。

 

今日も穏やかな日よりの中、平穏無事に過ごせますように手を合わせます。

 

最後まで、歴史マニアの話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。