''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

月と太陽とおやつパン。

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先日、手作りのパンの差し入れを受けました。
ハーブを入れた小さいサイズのパンです。
月の形に、丸い太陽の形です。

月には、しっかりとして味付けが付いています。
具沢山の優しい味わいです。
丸いのは、すこし薄味ながら、ジャガイモがごろっと入っています。

黒コショウが効いています。
チーズの味わいも、強力粉の風味も、鼻腔の奥深く優しく向けて行きます。
食べよい大きさです。
普通のロールパンの半分くらいです。

朝ごはんに頂いたも、おやつに頂いても、時にお夜食に頂いてもいいですね。
ぱくって、手軽に頂けるサイズが大変気に入っています。
手作りだけに、油っぽさもありません。
「うー、うまい。もう一個」

月と太陽というと、私の場合、柴淳(しばじゅん)です。
FMラジオ番組、太陽石油プレゼンツ「柴田淳の月と太陽」です。
もうすでに番組は終了していますが、私が柴田淳を知った番組です。

よっと暗い目のMCでしたね。
お歌もすこし暗い目の「青の時代」だったのかと思います。
アーティスト・シンガーとして、いろいろな迷いの中にあった時代でもあります。

最近は、柴淳のブログもよく見ます。
ブログの歌姫なんて言われるとも聞きます。
シンガーとしては、なかなか長文ですね。

長文のブログと言う意味では、かんとうしょうえも負けません。
日々の生活の話とか、コンサートの話とか、日記ですよね。
生の声を聞いているようです。

声は聞こえていませんけどね。
文字から見える、文字から聞こえるということはあります。
見えない世界ですね。
でも、感じる世界でもあります。

折りしも、今日4月28日は日蓮さんが立教開宗された日です。
32歳の春、建長5年(1253)4月28日、出家得度の寺・清澄寺の旭ヶ森で、日本で最初に、「南無妙法蓮華経」とお題目を始唱して、立教開宗された記念すべき日です。

出家より16年間、比叡山三井寺高野山など、京都奈良の諸宗の寺を回り、この日にたどり着いたのです。
資料によると、ご本人が開祖になろうという意志があったわけでもなかったようですね。
去年の国立博物館の催しにも「日蓮」がありましたね。

日蓮さんというと、私の中では、南無法華経弘通大導師であり、高祖日蓮上行如来さまと位置づけます。
法華経も世に広め功績は偉大です。

仏の世界にも、多くの宗派があります。
その中でも、特に日蓮上行如来さまの存在は大きいと言えますね。
今の私も、そのご縁の末にあります。

日蓮系宗派では、一天四海皆帰妙法(いってんしかいかいきみょうほう).と言う言葉をよく使いますね。
世の中すべてに、妙法の教えが広がることをさしています。
妙法とは、仏の教えですね。

世の中には不思議なことが多いです。
科学の発達していても不明なことは多いですね。
仏の世界は、絶対の世界です。

仏法世界では、すべてが仏の体内です。
もちろん、この大宇宙も仏の世界です。
目に見えない世界が「妙」、目に見える世界が「法」です。
陰と陽、喩えるなら月と太陽、二つの世界で成り立っていると言います。

人も同じです。
今ある世界は仮の「空(くう)」の世界です。
輪廻の中に住しています。
その中をもがいています。

人である以上必ず、死にます。
死後の世界、これは私どもには見えません。
でも、あります。

人によって、その世界は大きく違います。
六道の一番下の世界にあるやもしれません。
来世のどんな世界に生まれるか分かりません。

現世、過去世の行い、因縁によって、それらは大きく影響します。
しかし、ご縁はどこまでも、三世を超えて、付いて回ります。
この世界は、仮の「空(くう)」とは言いましたが、いい加減な仮の世界ではありません。
嫌なことも、苦しいことも、時にはあります。

しかし、物は考え方です。
苦しいなら、辛いなら、それらも仮の「空(くう)」なのです。
富に埋められるほどの豊かさも、それも仮の「空(くう)」です。

どんなに巨万の富も、来世にはもって行けません。
富を得るためには、必ずそこにはあなたの犠牲になった人がいるはずです。
富を得るとは、誰かの富を奪うことでもありますからね。
富めるというのは、そこに多くの因縁が存在しています。

使い切れないなら、布施をして施す。
そのことによって、その恨みや悪縁も、転化されて、よいご縁に変わることもあります。
布施と言っても、私のような貧家には程遠いことです。

しかし、布施と言っても、すべてが金銭ではありません。
言葉も布施になると、書いてあるのを読んだことがある。
困っている人、悲しんでいる人に、優しい言葉をかけるのも、立派な布施です。
これなら、貧家の私にも出来ます。

この現世で、悪いご縁をいいご縁に変えることは必要です。
富を求めるのは、悪いことではありません。
人のために尽くせば、富は自ずと近づいて来ます。

喜んでもらえて、富もたまる。
理想ですね。
でも、理想と現実には、必ず開きがあります。

大丈夫です。
すべては、仮の「空(くう)」に住しています。
いいご縁を作る方法は、簡単ですよね。
悪いことをせずに、正しい行いをする。

「諸悪幕作(しょあくまくさ) 衆善奉行(しゅぜんぶぎょう)」です。
一休さんの書を思い出します。
白楽天と道林禅師、それを引用した利休居士と笑嶺和尚の話を思い出します。

この現世で出会える人は数少ない。
それでも、数奇な巡り合わせがあります。
それまでの過去世のご縁ですね。

現世でも、来世に繋がるご縁を作ることが大切だと感じています。
いいご縁に繋がりますように、祈るばかりです。

まずは、心穏やかに過ごすことを旨とします。
イライラすれば、悪いご縁を作るし、悪いご縁を呼びます。
心穏やかに過ごせることに、ありがたいと感謝します。

そんなご縁も私は、仏さまのとのご縁がありました。
それを結びつけて下さったのは、もちろん高祖日蓮上行如来さまと言うことになります。
757年も昔のことになりますね。

ちょうど、ロト3でも、これで買いますかね。
富にとんとご縁のない私です。
もし当ったら、今日の手作りパンを作って下さった方にお礼でもしましょうかね。
富も「こっち、こっち」と招いて下さいね。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、手を合わせるだけです。

最後まで、パンを食う話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。