''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

ご当地おでん、味噌煮込みおでん「名古屋風」より。

今日も天気がいいです。
ゴールデンウィークとはいえ、晴天がつづくといいでしょうね。
すこし外出される方も多いでしょうね。

ささやかながら、外に出られて、買い物や飲食となれば、消費拡大になり、日本経済も回っていくことでしょうね。
不景気という美味しくないケーキもぺろりと食する気構えも必要ですよね。

清々しい天候です。
気分もなかなかいいです。

でも、なかなか遠方に出る機会でありません。
日常生活である以上、日々の雑事にとらわれます。
この連休にしか出来ないことも多いですからね。

その分、何か美味しいものでも食べたくなります。
何も値の高い物がうまい物ではあります。
俗にいうB級グルメと言われる庶民の食べ物に、本当の意味でのご馳走があるように感じます。
地方地方に、それぞれの土地柄を生かした美味しいものがあります。

先日、ブログの友人が、名古屋に行かれたという話しを読みました。
私事ながら、甥っ子が名古屋に住しています。
なかなか会う事はありませんが、どうしているかと気にかかります。

最近、京都にもう一人の甥っ子がやって来ました。
まだ、住んで間もないため、会う機会はまだありません。
新しい生活に馴染むのに精一杯です。
友達関係も必要ですからね。

でも、同じ京都に住しているということで、ちょくちょく電話します。
他愛もない10分ほどの電話です。
何度か留守電しても電話をかけてくれます。
ありがたいことです。

なかなか甥っ子とは、何を話したらいいのか正直迷います。
でも、パソコンの話やらすると興味があるらしく、いろいろと会話が成り立ちます。
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そんなこんなで、先日スーパーで特売品を見つけました。
名古屋風の味噌煮込みおでん(198円)です。

2人前で、すでに具材は入っているものです。
後はお鍋で温めて、最後に仕上げの八丁味噌を入れます。
5分ほどで完成です。

大根、玉子、こんにゃく、牛すじ、焼きちくわと各2個入っています。
まるや八丁味噌というのを使用しています。
八丁味噌の味は、意外と好きです。

牛すじの煮込みと言えば、関西ではどて焼きという料理があります。
こちらは白味噌ベースか、あわせ味噌ベースですね。

こってりとした味噌ベースも美味いですが、家でやるのはあっさりとしたおでんベースの煮込みです。
浅葱でもぱらぱらと散らせて出来上がりです。
もちろん、豆腐やこんにゃく入れてもいいです。

時々、こってりとした八丁味噌ベースが食べたくなります。
味噌とんかつの味噌が好きなんですね。
すこし甘めな感じが、とんかつと合います。

近くのお弁当屋さんに、普通のとんかつとみそかつの二種類があります。
みそかつも好きですので、時々買ってくることもあります。
私には、馴染みのある味と言えます。

しかし、味噌煮込みのおでんと言うには、正直初めてです。
大変楽しみにしていました。
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注意書きが一緒に入っています。
玉子が破裂することがあるって?
危険ですね。
これじゃ、まるで爆弾玉子じゃないですか?

爆弾玉子というと、ご存知『探偵ナイト スクープ』の名作「爆弾玉子」ですよね。
『探偵ナイト スクープ』と言えば、市井の安寧秩序を守るため、優秀な探偵を世に放ち、その問題解決をするという笑いあり涙ある番組です。
関西圏では、深夜の放送にもかかわらず、視聴率3位ぐらいに入る高視聴率お化け番組です。

小枝探偵と愉快な挑戦者達が挑む、電子レンジでゆで卵を作るというものです。
もちろん、作るのは普通のゆで卵でなく、爆弾玉子です。
爆弾玉子とは、一口かじった瞬間、玉子が爆弾のように破裂するという、摩訶不思議な玉子です。

通常、電子レンジでゆで卵は出来ません。
最近、安全にゆで卵できるキットが、発売されていますよね。
まだ使ったことはありません。

電子レンジでは、水分が急速に加熱されて、一度に多くの水蒸気が発生します。その水蒸気が皮や殻の中で逃げられないと、玉子内の圧力が急激に高くなり、皮や殻を突き破って爆発するのですが原因です。

つまり、その微妙な加減を見つければ、一口かじったら、玉子が爆発するというものですね。
もちろん、火傷は覚悟のチャレンジです。
この実験が大笑いです。

絶対にマネはしないで下さい。
でも、悪戦苦闘の結果、一口がじった瞬間に大爆発です。
世にも恐ろしい実験でしたね。
記憶の底に残っている映像です。

その記憶がよみがえりました。
まさか、このおでんで爆弾玉子の恐怖に合おうとも思いませんでした。
震えながら、おでん作りました。
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味噌の深い色と香りです。
あえて浅葱とかは振りませんでした。
もちろん、イチラーとしては、一味唐辛子は振ります。

箸を大根から付けました。
よく出しと味噌を含んで深い飴色に成っています。
なかなか濃厚な味と香りです。
なかなか美味いです。

牛すじは、すじ肉というより、アキレス腱の部位ですね。
関西で言うすじ肉とは、すこし違います。
しかし、とろとろに似ています。
噛むという作業はありません。

コラーゲンを食していると言う感じです。
翌朝のお肌はプルプルです。
「どうしょましょう?」
シャンプーハットの小出水さん顔が浮かびましたね。

最後に問題の玉子です。
恐る恐る一口かじります。
爆発はしなかったです。

不発玉子のようです。
もう一つも、恐る恐る一口かじりました。
やはり不発でしたね。

やはり、名古屋風のおでんには、燗酒ですよね。
おでんと来れば燗酒が付物です。
相性もいいですね。
至福のときです。

名古屋に行った気分が味わえましたね。
八丁味噌なかなかいいです。
いつも気分は八丁です。
八分の状態がいいですね。

100パーセントを求める気持ちも必要です。
でも、いつもいつも100パーセントの力は出せません。
何事も腹八分です。
心の持ちようも、ゆとりのある八分を旨としています。

頑張らないことも必要です。
頑張っているのに、これ以上頑張ることは出来ません。
力を抜いて、頑張らないで生きたいです。

花のように、木々のように、自然体で過ごせることこと、最高の幸せです。
八丁味噌からいろんなことを感じました。
ありがたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事で過ごせますように、手を合わせます。

最後まで、手前味噌な話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。