''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

気高い百合の花が咲いています。

深夜の帰宅、雷も天にこだましていましたね。
激しい大粒の雨に、驚きました。
ちょっど、我が貧家の玄関に入ったとたん、天井をひっくり返したかのような、豪雨です。
「セーフ」と言葉が出ました。

 

観音経の一節、雷、大雨に観音さまに念ずれば、消散するという一節を思い浮かべました。
深夜の帰りに、仕事場を出ることに、雨が降り始め、少し激しく降って来た頃、家に帰りますまで、持ちますようにと念じましたね。

 

深夜のスクーターの運転は、なかなか危険です。
雨ともなれば、視界がなかなか見えません。
雨降りの運転は気を使います。
しかし、何とか家まで着いて、その瞬間に、けたたましい豪雨ですからね。

 

消散という言葉とは、齟齬がありますが、同じ観音さまの神通力、功徳のお力ですね。
ありがたいです。
ささやかな日常生活の中でも、身近に仏様や菩薩様を感じることはあります。

 

それは偶然? 偶然かもしれませんね。
それでも、私は偶然とは感じていません。
よくあることです。

 

ありがたいと手を合わせる。
そんな習慣が私の日常です。

 

いろいろな不思議な出来事がありますよね。
いちいち説明のつかない出来事もあります。

 

いいことはありがたいと感謝し、悪い出来事は、何かの知らせか、大事を小事に変えて下さったと感謝しています。
病気も怪我もします。
大事に至らないで済んだのなら、尚更、ありがたいと感謝です。

 

悪いことも善いことも、すべてを受け入れる。
そんな物の考え方もありです。

 

先日、家を出で買い物に出ました。
歩いて出るほどの距離です。
痛風発作も沈静しています。

 

今回の発作は、なかなか長いです。
ほぼ1週間もすれば沈静します。
今回は、2週間と言うところですね。

 

だんだんと一回の発作の期間が長くなってるように感じます。
生活の変化によるものでしょうかね。
すこし、足を引きずりながら、買い物です。
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そんな合間に、百合の花が咲いていました。
私の背丈ほどの大きな百合ですね。

 

この時期は、紫陽花がきれいです。
雨と紫陽花は、何とも言えず、この時期を象徴します。
雨振る中の百合もいいですね。

 

♪ 赤く咲くのはケシの花 白く咲くのは百合の花 どうなりいいのさ この私~

 

藤圭子さんの歌が浮かびましたね。
年齢が分かります。

 

ヒッキーこと、宇多田ヒカルさんのお母さんですね。
すこし陰のあるようなイメージと、歌の世界が、何とも神秘的でしたね。
あまり笑わなかったイメージです。
私の父などは大好きでしたね。

 

今でも古い音源を、携帯オーディオプレーヤーに入れて渡しています。
昭和の歌、浪曲、何でもござれの、おやじの携帯オーディオプレーヤーです。
あれがいいとか、これがいいとか、言わずに適当にCDから落としたりしています。

 

浪曲は、喜びますね。
京山幸枝若が、一番お気に入りです。
今では珍しい浪曲のCDを探しています。

 

ネットでは、一曲が長いので、なかなかいい音源がありません。
やはり、CDを探して来ます。
京都の七条大宮に、いいお店があります。

 

しとしと降る雨は、昭和の香が残っています。
ポップな平成の曲では、雨のイメージの曲が浮かびません。
平成の曲で、百合の花に似合う曲も思いつきません。

 

先日、深夜に西野カナさんの歌番組「Mラバ」やっていましたね。
『会いたくて 会いたくて』『もっと』などのラブソングは、私でも知っています。
切ない女心は、何とも愛らしくて、この優しい歌声に、心癒されます。

 

生で歌っている姿も、トークしている姿も初めて見ました。
関西弁なんですね。
三重の出身とのことですね。
関西圏でしょうね。

 

容姿やルックスから、東京ナイズした感じがしていましたからね。
何とも歌ってる表情とは、違った年齢の等身大の女の子に好感を持ちましたね。
歌も耳心地がいいですね。

 

トークの中で、「鬼電」(おにでん)って言葉も始めて知りました。
何度も何度も、時に何十回もかける電話することのようですね。
人の心中にも「鬼」はいます。
また、人の心の中に「菩薩」さまもおいでです。

 

仏法世界では、「十界互具(じっかいごぐ)」と言う言葉があります。
天台の教えでは、過去にも書いた「一念三千の法門」という考え方のベースにもなります。

 

地獄・餓鬼・畜生から、修羅、人間、天上、声聞、縁覚、菩薩、仏まで、10の世界があります。
その10の世界の中に、もちろん、人もいます。
例えば、その人の心にも、地獄、餓鬼、畜生の憎悪の気持ちも、時に菩薩のような優しい気持ちにもなります。

 

十界にそれぞれ十界が存在します。
それに十如是と呼ばれる10の真実のあり方が、加わります。
それに、五陰(ごおん)世間、衆生世間、國土世間という3つの世間が備わっていると説明がされます。

 

これで、10(十界)×10(十界)×10(十如是)×3(三世間)=3000(三千)ということになっているようです。

 

ちょっと難しいです。
私も、精一杯の背伸びです。(いっぱい・いっぱいです)
言葉だけしか、理解出来ていません。
意味までは、私のような凡夫には、なかなか理解できません。

 

幕末の志士、高杉晋作がつくったとされる唄にありますね。
「三千世界の烏(からす)を殺し 主(ぬし)と朝寝がしてみたい」
鬼平の映画でも、こんな台詞がありましたよね。
この三千世界が、「一念三千の法門」の三千です。
こういうと高杉晋作も、天台か、日蓮の宗派のようですね。

 

それに人気アニメのワンピースに出てくる三刀流の剣士・ロロノア・ゾロの奥義「三千世界」というのも、この「一念三千の法門」の三千ですね。

 

心の三毒を消し去ることが出来れば、人は心が平静で安穏に暮らしていけるはずです。
金も名誉もあっては困りません。
貧家のひがみです。(有っても全然困りません)

 

しかし、金銭や名誉があっても、心は穏やかにはなりません。
いろいろな心配や迷惑な相談事が舞い込みます。
それによって、イライラ虫も、ウジウジ虫も、心に発生します。

 

どんな状況にあっても、心の三毒は生じます。
人生は、楽しいことより、辛い苦しいことが多いです。
それでも、小さなささやかな幸せを見つけることが出来ると、プチな幸せを感じます。

 

花を見て、月を見て、心に少しだけゆとりと感謝を持てる人生が、ありがたいと感じます。
ありがとさんです。
仏縁を頂けた事に今日も感謝します。

 

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

 

最後まで、ユリの花の美しさを伝えられないまま、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。