''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

祇園祭の現地レポートより。

京都で17日は、祇園祭の山や鉾の巡行の日です。
大勢の人が、見に来られます。
葵祭時代祭と、祇園祭は、京都三大祭の一つですね。

特に歴史も古く、民衆の力で運営されて来た庶民のお祭りです。
財を尽くした飾り付けは、動く博物館です。
先日放映の『ハウルの動く城』とは違います。
でも何となく、大きなものが動くイメージは近いものがありますね。

町衆の力、特に京の都、その町衆の力は、偉大です。
これだけ長い間続けたと言うのも凄いです。
これだけネタ振りしましたけど、京都に四半世紀住していますが、巡行は見たことがないです。
人ごみが苦手なのです。

京都の町も、祇園祭用にアレンジされています。
巡行するところには、電線などの山や鉾の大きさに引っかかるものはありません。
信号機に至っても、首を振ります。
振るように作ってあります。

京都の大事な行事ごとに、町自体がなくてはならない存在です。
それだけに大勢の人の安全と巡行の成功が隠されています。

今年も見に行っていません。
朝から洗濯をしていました。
京都テレビなら、テレビ中継もあります。
特等席でじっくり解説付きで見られますからね。

しかし、日々の忙しさに休日の今日は、ゆっくりとした午前中です。
洗濯しながら、現地派遣のリポーターと繋がっています。
メールに写真が入ります。
イメージ 1

「ただいま、月鉾移動です。現場S門からの報告です」
「つづいて今度は、南観音山、通過です」
「おっと、北観音山が来ました」
イメージ 2

現地リポーターから、写真と解説です。
これはリアルタイムの新しいスタイルです。
これで行った気になります。

暑い日差しに、沿道も暑そうです。
引き手は、もっと苦しいでしょうね。
でも、一年一度の祭りです。
一番華やかな祭りです。

仏教的な山や鉾もあります。
町の名前と同じ山や鉾もあります。
ありがたいことです。
イメージ 3

地図を見ながら、いろいろと楽しめます。
今日だけでなく、一年通していろいろと楽しむゆとりがあります。
地名や歴史を学べます。

京都のリピーターが多いのは、学んでそれが蓄積する深い世界があります。
歴史のある街だけに、他の地域にない魅力がここにあります。
碁盤の目に、碁石を並べるように、史跡名所がずい所にあります。

知らない国学者の寓居後の碑文が、なかなか面白いです。
幕末の志士、龍馬や桂小五郎と、知ってる名前から、誰と言わしめる人物の碑が町のあちこちに立っています。

奥が深いのが楽しいです。
そんな勉強は、大人になってからが楽しいです。
地図を片手に、祇園祭の関連する地名を見つけるのも楽しみの一つですね。

人ごみが少なくなったら、地図を傍らに、京の町を歩いて見ましょう。
至るところに仏縁が落ちています。
ありがたいと手を合わせます。
ここに大日如来様、ここに観音様、ここに地蔵菩薩様と、私どもを見守って下さるご縁です。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈ります。

最後まで、写メ見ながらの話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。